『WILD CARD/ワイルドカード』とはどんな映画?あらすじ・キャスト・魅力まとめ

ジェイソン・ステイサム、『WILD CARD/ワイルドカード』より Database - Films
ジェイソン・ステイサム、『WILD CARD/ワイルドカード』より ©2014 SJ Heat Holdings, LLC All Rights Reserved

映画『WILD CARD/ワイルドカード』(2015)を紹介&解説。


映画『WILD CARD/ワイルドカード』概要

映画『WILD CARD/ワイルドカード』は、ジェイソン・ステイサム主演、サイモン・ウェスト監督によるクライムアクション。ラスベガスの裏社会で用心棒として生きる元エリート兵士ニック・ワイルドが、暴行を受けた元恋人ホリーのために復讐へ乗り出す姿を描く。原作はウィリアム・ゴールドマンの小説『Heat』で、ゴールドマン自身が脚本を担当。肉弾戦アクションだけでなく、ギャンブル依存や破滅願望を抱えた男の孤独もにじませる、渋みのあるステイサム映画となっている。

作品情報

日本版タイトル 『WILD CARD/ワイルドカード』
原題 Wild Card
製作年 2014年
本国公開日 2015年1月30日
日本公開日 2015年1月31日
ジャンル クライム/アクション/スリラー
製作国 アメリカ
原作 ウィリアム・ゴールドマン『Heat』
上映時間 92分
監督 サイモン・ウェスト
脚本 ウィリアム・ゴールドマン
製作 スティーヴ・チャスマン
製作総指揮 ニック・メイヤー/マーク・シャバーグ/カシアン・エルウィズ/ロバート・アール/ブライアン・ピット/ジブ・ポルヘマス
撮影 シェリー・ジョンソン
編集 パドレイク・マッキンリー/トーマス・J・ノードバーグ
音楽 ダリオ・マリアネッリ
アクション監督 コリー・ユン
出演 ジェイソン・ステイサム/マイケル・アンガラノ/ドミニク・ガルシア=ロリド/マイロ・ヴィンティミリア/ホープ・デイヴィス/スタンリー・トゥッチ/ソフィア・ベルガラ/ジェイソン・アレクサンダー/アン・ヘッシュ
製作会社 Current Entertainment/Quad Films/SJ Pictures/Sierra/Affinity
配給 クロックワークス(日本)

あらすじ

ラスベガスの裏社会で用心棒として暮らすニック・ワイルドは、かつて特殊部隊に所属していた腕利きの男。ある日、元恋人のホリーから助けを求められたニックは、彼女がホテルで暴行を受け、重傷を負ったことを知る。ホリーの依頼を受けたニックは犯人を突き止め、復讐を果たそうとするが、その相手はラスベガスの裏社会に深く食い込む危険な男だった。さらに、自身のギャンブル癖も災いし、ニックは一発逆転の賭けと命懸けの闘いに追い込まれていく。

主な登場人物(キャスト)

ニック・ワイルド(ジェイソン・ステイサム):ラスベガスで用心棒として生きる元エリート兵士。圧倒的な格闘能力を持つ一方で、ギャンブル依存という弱さも抱えている。元恋人ホリーの復讐に手を貸したことで、危険な抗争に巻き込まれていく。

サイラス・キニック(マイケル・アンガラノ):ニックに護衛を依頼する若い富豪。気弱で世間知らずな面がありながら、ニックとの出会いを通して強さや人生の覚悟を学んでいく。

ホリー(ドミニク・ガルシア=ロリド):ニックの元恋人。凄惨な暴行を受けた後、犯人への復讐をニックに依頼する。

ダニー・デマルコ(マイロ・ヴィンティミリア):ホリーへの暴行に関わる危険な男。ラスベガスの裏社会とつながりを持ち、ニックの前に立ちはだかる。

ベイビー(スタンリー・トゥッチ):ラスベガスの裏社会に通じる実力者。

カサンドラ(ホープ・デイヴィス):ニックの知人で、彼の危うさや人間性を理解している女性。

作品の魅力解説

『WILD CARD/ワイルドカード』の魅力は、ジェイソン・ステイサム映画らしい肉弾アクションと、主人公ニックのやさぐれた人間味が同居している点にある。銃撃戦よりも、身近なものを武器にして敵を制圧する格闘シーンが目立ち、ステイサムの身体能力をストレートに味わえる。

一方で、本作のニックは単なる無敵のヒーローではない。ラスベガスから抜け出したいと願いながら、ギャンブルへの執着によって同じ場所に縛られ続けている。強さと弱さを同時に抱えた人物として描かれることで、アクションの痛快さだけでなく、破滅寸前の男の哀愁も漂う。

また、原作・脚本を手がけたウィリアム・ゴールドマンの物語らしく、舞台となるラスベガスは華やかな観光地ではなく、欲望と暴力が交差する裏社会として描かれる。復讐劇、ギャンブル、友情、自己破壊の要素が絡み合い、コンパクトながら渋い犯罪映画として楽しめる一本である。

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