『スヘルデの戦い』とはどんな映画?あらすじ・キャスト・魅力・トリビアまとめ

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『スヘルデの戦い』より Netflixにて独占配信中

映画『スヘルデの戦い』(2020)を紹介&解説。


映画『スヘルデの戦い』概要

映画『スヘルデの戦い』は、『遊星からの物体X ファーストコンタクト』のマシーズ・ヴァン・ヘイニンゲン・Jr.監督が手がけた、第2次世界大戦下のオランダを舞台にした戦争ドラマ。連合軍とドイツ軍が激突するスヘルデの戦いの中で、立場の異なる3人が過酷な選択を迫られ、運命が交錯していく。出演はハイス・ブロムジェイミー・フラッターズスーザン・ラデルトム・フェルトンら。

作品情報

日本版タイトル:『スヘルデの戦い』
原題:De Slag om de Schelde
英題:The Forgotten Battle
製作年:2020年
日本配信日:2021年10月15日(Netflix)
ジャンル:戦争歴史/ドラマ
製作国:オランダ
原作:無(1944年のスヘルデの戦いという史実に基づく)
上映時間:124分

監督:マシーズ・ヴァン・ヘイニンゲン・Jr.
脚本:パウラ・バン・デル・ウースト
製作:アラン・デ・レヴィタ/パウラ・ファン・デル・ウースト/マルク・ファン・エーウェン
撮影:レナート・ヒレッヘ
編集:マルク・ベヒトルト
作曲:エミリー・ルヴィエネーズ=ファルーシュ
出演:ハイス・ブロム/ジェイミー・フラタース/スーザン・ラデル/トム・フェルトン
製作:Levitate Film/Caviar
配給:September Film(オランダ)/Netflix(国際)

あらすじ

1944年、ナチス占領下のオランダ。連合軍によるスヘルデの戦いを背景に、異なる立場にある若者たちの人生が交差する。英国軍の空挺作戦やレジスタンスの活動、ドイツ軍側の葛藤が激化し、戦況は混迷を極めていく。やがて彼らは、それぞれの信念と選択を懸け、過酷な戦場で決断を迫られていく。

主な登場人物(キャスト)

マリヌス・ヴァン・スターフェレン(ハイス・ブロム):ドイツ軍に所属するオランダ人青年。占領下の現実に直面する中で、自らの立場と信念の間で葛藤していく。

ウィリアム・シンクレア(ジェイミー・フラタース):連合軍のグライダー部隊に属する若き英国兵。危険な任務の中で仲間とともに戦場を進み、生き延びるための選択を迫られる。

テュンチェ・フィッセル(スーザン・ラデル):占領下の町で暮らすオランダ人女性。家族や日常を守る中で、やがて戦争の渦へと深く関わっていく。

トニー・ターナー(トム・フェルトン):英国軍の兵士で、グライダー部隊の一員。任務に臨む仲間たちと行動をともにし、戦場の厳しさを体現する存在。

簡易レビュー・解説

第2次世界大戦におけるスヘルデの戦いを題材に、異なる立場に置かれた若者たちの視点から戦争の実像を描く作品である。実際の戦史に基づき、連合軍によるアントワープ港確保の重要性や、ゼーラント一帯での激戦が背景として再現されている。

物語は、ドイツ側に属するオランダ人、連合軍の兵士、占領下で生きる市民という三つの視点を交錯させる構成を採用しており、それぞれの立場が持つ葛藤や選択を浮き彫りにする点が特徴だ。善悪の単純な対立ではなく、個々の状況によって揺れ動く人間の判断が描かれる。

また、大規模な戦闘シーンだけでなく、湿地帯や堤防といった地形を活かした戦場描写も印象的で、ヨーロッパ戦線の一側面をリアルに伝える。スペクタクルと人間ドラマを両立させた戦争映画として位置づけられる作品である。

作品トリビア

約1400万ユーロの製作費を投じた大型作品

本作は約1400万ユーロの製作費が投じられた作品で、配給会社September Filmは「過去10年で最大のオランダ映画」と紹介している。

“忘れられた戦い”と呼ばれる史実が題材

スヘルデの戦いはアントワープ港の解放に直結し、西部戦線の補給を左右した重要な戦闘である一方、一般的な知名度は高くなく、“Forgotten Battle(忘れられた戦い)”と呼ばれてきた。

実際の戦場であるゼーラント州で撮影

撮影はオランダ南西部のゼーラント州を中心に行われ、実際の地形や環境を活かしたロケーション撮影が重視された。堤防や湿地帯といった特徴的な戦場がリアルに再現されている。

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