『コヴェナント/約束の救出』とはどんな映画?あらすじ・キャスト・魅力まとめ

映画『コヴェナント/約束の救出』(2022)を紹介&解説。


映画『コヴェナント/約束の救出』概要

映画『コヴェナント/約束の救出』は、ガイ・リッチー監督(『シャーロック・ホームズ』『コードネーム U.N.C.L.E.』)が、アメリカ軍兵士とアフガン人通訳の国境を越えた絆を描く戦争アクション&社会派ヒューマンドラマ。アフガン人通訳を扱ったドキュメンタリーに着想を得たフィクションで、戦場で命を救われた兵士が、果たされなかった約束を守るため再び危険地帯へ向かう。主演はジェイク・ギレンホール、通訳のアーメッドをダール・サリムが演じる。

作品情報

日本版タイトル 『コヴェナント/約束の救出』
原題 Guy Ritchie’s The Covenant
製作年 2022年
本国公開日 2023年4月21日
日本公開日 2024年2月23日
ジャンル 戦争/アクション/スリラー/ドラマ
製作国 アメリカ
原作 無
上映時間 123分
監督 ガイ・リッチー
脚本 ガイ・リッチー/アイヴァン・アトキンソン/マーン・デイヴィース
製作 ガイ・リッチー/アイヴァン・アトキンソン/ジョン・フリードバーグ/ジョシュ・バーガー
製作総指揮 サマンサ・ウェイト/オルガ・フィリプク/ロバート・シモンズ/アダム・フォーゲルソン
撮影 エド・ワイルド
編集 ジェームズ・ハーバート
作曲 クリストファー・ベンステッド
出演 ジェイク・ギレンホール/ダール・サリム/アントニー・スター/アレクサンダー・ルドウィグ/ボビー・スコフィールド/エミリー・ビーチャム/ジョニー・リー・ミラー
製作 STXフィルムズ/タフ・ガイ・フィルムズ
配給 メトロ・ゴールドウィン・メイヤー(アメリカ)/キノフィルムズ(日本)

あらすじ

2018年、アフガニスタン。米軍のジョン・キンリー曹長は、タリバンの武器や爆発物を捜索するため、現地通訳のアーメッドを雇う。任務中に部隊が襲撃され、重傷を負ったキンリーはアーメッドによって救われる。帰国後、彼と家族に約束された渡米ビザが発給されていないと知ったキンリーは、恩人を救出するため再びアフガニスタンへ向かう。

主な登場人物(キャスト)

ジョン・キンリー(ジェイク・ギレンホール):アフガニスタンに派遣されたアメリカ陸軍特殊部隊の曹長。タリバンの武器や爆発物を捜索する部隊を率いる。襲撃によって瀕死の重傷を負った際、アーメッドに命を救われる。

アーメッド(ダール・サリム):キンリーの部隊に雇われたアフガン人通訳。高い洞察力と行動力を持つ一方、命令に盲目的には従わない。アメリカへの移住ビザを得て、妻と安全に暮らすことを望んでいる。

キャロライン・キンリー(エミリー・ビーチャム):ジョンの妻。夫が戦場で負った傷や罪悪感に苦しむ姿を見守り、危険を承知でアーメッドを救おうとする決断に向き合う。

エディ・パーカー(アントニー・スター):アフガニスタンで活動する民間軍事会社の責任者。

デクラン・オブラディ(アレクサンダー・ルドウィグ):キンリーとともに任務に就くアメリカ陸軍特殊部隊の軍曹。

ヴォークス大佐(ジョニー・リー・ミラー):キンリーの上官。

作品の魅力解説

誰もが感覚を麻痺させる戦場の中にあっても人情を失わず、国籍の違う相手に手を差し伸べる男。そしてその恩人のために命のすべてを賭した男。彼らの姿を、感情を揺さぶるドラマと、その土地の空気まで感じさせる壮大な音楽、そして音楽に彩られたスケールの大きな映像(特に“運搬”シーン)で、ガイ・リッチー監督が描き出す。

リッチー監督のフィルモグラフィの中でも稀にみるシリアスで重厚な一作という印象があるが、サントラの重厚さだけでいうと『キャッシュトラック』(2021)からとも感じる。

主演はジェイク・ギレンホール。顔が見えにくいシーンも少なくないが、それでもなお、あの美しい目の輝きが画面越しに映える。

戦闘シーンに手に汗握るのは当然として、本作の戦闘描写は銃撃戦でパンと人が倒れるだけにとどまらない。ナイフで、チョーキングで、二度撃ちで――徹底的に敵を“死に至らしめる”、殺人という行為の生々しい感触がエグみを伴って刻まれている。

容赦ない冷酷さを持った作風だからこそ、そこにある“人情”の温かみも際立つのだろう。

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