『つる草』解説|どんな映画?あらすじ・キャスト・魅力まとめ

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『つる草』より

映画『つる草』(2026)を紹介&解説。


映画『つる草』概要

映画『つる草』は、カザフスタンのアザマト・シャルギン監督が、地方の小さな村で暮らす家族のすれ違いを描いたヒューマンドラマ。息子夫婦と孫娘を経済的に支える年配女性アイムハン。家族の暮らしを支えてきた彼女の日常は、田舎暮らしに嫌気がさした息子の妻が家を出ていくことで揺らぎ始める。出演はアルマハン・ケンジェベコワ、ラヤナ・クアト、ヌルラン・アビロフ、ラウラ・サビトワら。第39回東京国際映画祭「アジアの未来」部門に選出され、2026年10月26日に世界初上映される。

作品情報

日本版タイトル 『つる草』
原題 Шырмауық(Shyrmauyq)
製作年 2026年
本国公開日 未定(26年10月時点)
日本公開日 未定(2026年10月26日、第39回東京国際映画祭で世界初上映)
ジャンル ドラマ
製作国 カザフスタン
上映時間 104分
監督・脚本 アザマト・シャルギン
製作総指揮 アルダゲル・サティバエフ
撮影 エルキンベク・プトゥラリエフ
編集 ベクザト・スマディヤル
出演 アルマハン・ケンジェベコワ/ラヤナ・クアト/ヌルラン・アビロフ/ラウラ・サビトワ
製作会社 カザフフィルム(Kazakhfilm)
配給 日本配給未定(26年10月時点)

あらすじ

カザフスタンの川沿いにある小さな村。年配の女性アイムハンは、息子サマト、その妻グルジャン、孫娘ウミトとともに暮らしている。

経済的に家族を支え、日々の生活を維持してきたのはアイムハンだった。しかし、息子夫婦の関係には少しずつ距離が生まれ始めている。都会とは異なる田舎の暮らしに不満を募らせていたグルジャンは、ある日、ついに家を出ていってしまう。

家族をつなぎとめていた日常が崩れ始めるなか、残された人々はそれぞれの生活と向き合うことになる。静かな村の風景を背景に、家族という共同体のなかで生じる葛藤と変化が描かれる。

主な登場人物

※各登場人物の名前は確認できているが、出演者との対応関係は未確認。

アイムハン:息子夫婦と孫娘と暮らす年配女性。家計を支え、家族の日常生活を維持してきた中心的な存在。息子の妻が家を出ていったことで、その暮らしに変化が訪れる。

サマト:アイムハンの息子。妻グルジャン、娘ウミトとともに母親の家で暮らしている。妻との関係には次第に隔たりが生まれていく。

グルジャン:サマトの妻で、アイムハンの義理の娘。田舎での生活に不満を募らせ、ある日、家を出ていく。

ウミト:サマトとグルジャンの娘。アイムハンの孫娘で、家族とともに村で生活している。

作品の魅力解説(公開前時点)

ひとりの女性が支える家族と、その関係の変化

本作の物語の中心にいるのは、家族の生活を経済的に支える年配女性アイムハンだ。

息子夫婦や孫娘とともに暮らし、家族の日常を維持してきた彼女。しかし、同じ家で生活していることが、必ずしも家族の全員にとって幸せであるとは限らない。

田舎暮らしに嫌気がさした義理の娘が家を出ていくという出来事を通して、世代の違いや生活に対する価値観の隔たりが浮かび上がってくる。

家族を支えることと、家族が互いに理解し合うこと。そのふたつが必ずしも一致しない複雑さが、本作の重要なテーマとなりそうだ。

カザフスタンの地方を舞台にした静かな家族ドラマ

舞台となるのは、カザフスタンの川沿いに位置する小さな村。

東京国際映画祭の公式紹介では、静謐な雰囲気のなかで家族のドラマが進行する作品として紹介されている。

大きな事件や劇的な展開ではなく、日々の生活のなかで少しずつ生まれていく人間関係の変化に焦点を当てた作品であることがうかがえる。

村で暮らす人々の生活と自然環境を背景に、家族の距離感や感情の揺らぎをどのように映し出すのかが注目される。

東京国際映画祭で世界初上映されるカザフスタン映画

『つる草』は、カザフスタンの国営映画スタジオであるカザフフィルムが、同国の映画振興に関わる公的支援のもとで製作した作品だ。

2026年の第39回東京国際映画祭では、新鋭監督によるアジア映画を紹介する「アジアの未来」部門に選出され、ワールド・プレミアを迎える。

国際映画祭でどのような評価を受けるのか、またカザフスタンの家族や地域社会をどのような視点から捉えているのか。日本で初めて紹介される新作として、その表現に注目したい。

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