デヴィッド・フィンチャーが、2027年に満了するNetflixとの独占契約を更新しないと報じられた。
デヴィッド・フィンチャーが、Netflixとの現在の契約を更新しない方針だと報じられた。
Bloombergが事情に詳しい関係者の話として報じたもので、現在の契約は2027年に満了する予定だという。現時点でフィンチャー本人やNetflixから正式な発表が行われたわけではない。
Netflixとの契約、2027年に満了へ
フィンチャーは2020年、フランスの映画誌PremièreのインタビューでNetflixとの独占契約を結んでいることを明かしていた。
Netflixとはそれ以前から深い関係を築いており、2013年にスタートした『ハウス・オブ・カード 野望の階段』では製作総指揮を務め、最初の2話を監督。その後も『マインドハンター』『ラブ、デス&ロボット』などに参加してきた。
長編映画では『Mank/マンク』『ザ・キラー』をNetflixで発表している。
他社との契約が決まったわけではない
今回の報道は、フィンチャーがNetflixとの仕事そのものを完全に終了するという意味ではない。
Bloombergによれば、フィンチャーが競合する別のスタジオと契約するためにNetflixを離れるわけではなく、今後もNetflixで次回作を手がける可能性は残されているという。
関係者によると、フィンチャーは現時点で、特定の企業と大規模な包括契約を結ぶ必要性を感じていないとされる。
そのため、今回の動きは「Netflixと決別」というより、現在の独占的な契約関係を2027年で更新しないという段階の話として捉える必要がある。
フィンチャーとNetflix、10年以上続く関係の今後は
フィンチャーとNetflixの関係は、『ハウス・オブ・カード 野望の階段』が始まった2013年までさかのぼる。
Netflixでは現在、フィンチャー監督による『The Further Mis-Adventures of Cliff Booth(原題)』も控えている。同作はクエンティン・タランティーノ監督『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』に登場したクリフ・ブースを主人公とする作品だ。
長年にわたりNetflixを主要な制作拠点のひとつとしてきたフィンチャーが、2027年以降どのような形で作品を手がけていくのか注目される。
