実写版『NARUTO -ナルト-』のカカシ役にチャールズ・メルトンが出演交渉中。
岸本斉史による人気漫画『NARUTO -ナルト-』のハリウッド実写映画で、はたけカカシを演じる俳優の候補が明らかになった。
『メイ・ディセンバー ゆれる真実』やNetflixドラマ『BEEF/ビーフ』などで知られるチャールズ・メルトンが、カカシ役での出演に向けて交渉を進めていると、米Varietyが報じた。
ただし、現時点では正式な出演決定には至っていない。Varietyはライオンズゲートへコメントを求めているが、同社からの回答は伝えられていない。
チャールズ・メルトンが実写版はたけカカシ役で出演交渉中
メルトンが交渉しているはたけカカシは、木ノ葉隠れの里に所属する上忍。うずまきナルト、うちはサスケ、春野サクラからなる第七班の担当上忍として、若い忍たちを指導する重要人物だ。
“写輪眼のカカシ”の異名を持つ実力者であり、普段の飄々とした態度と、任務や仲間の命が懸かった場面で見せる厳しさを併せ持つ。ナルトたちの師であるだけでなく、自身も大きな喪失や過去を背負っており、実写版のアクションと人間ドラマの双方を支える存在になると考えられる。
メルトンはドラマ『リバーデイル』のレジー・マントル役で広く知られるようになり、トッド・ヘインズ監督の『メイ・ディセンバー ゆれる真実』では、複雑な家庭の中で人生を奪われてきたジョー役を演じて高い評価を獲得した。
その後も『ウォーフェア 戦地最前線』や『Her Private Hell(原題)』に出演。オスカー・アイザック、キャリー・マリガン、ケイリー・スピーニーらと共演した『BEEF/ビーフ』シーズン2では、2026年のエミー賞リミテッド/アンソロジーシリーズ/テレビ映画部門の助演男優賞にノミネートされている。
ナルト、サスケ、サクラは世界規模でキャスティング
実写版『NARUTO -ナルト-』では、2026年7月からナルト、サスケ、サクラの若き第七班メンバーを探す世界規模のキャスティングが進められている。
ライオンズゲートとデスティン・ダニエル・クレットン監督は、3人の主要キャストを広く募集すると正式発表。その他のキャラクターについても、順次キャスティングを行うとしていた。
第七班を率いるカカシ役に関する今回の報道は、若手キャストの捜索と並行し、物語を支える大人のキャラクターについても選考が進んでいることをうかがわせる。
原作のナルトは、体内に“九尾の妖狐”を封印されたことで孤独な少年時代を過ごしながら、木ノ葉隠れの里の長である「火影」を目指す忍者。サスケ、サクラ、カカシとの出会いを通じて仲間との絆を育み、数々の任務や戦いへ身を投じていく。
監督は『シャン・チー』のデスティン・ダニエル・クレットン
監督と脚本を務めるのは、『シャン・チー/テン・リングスの伝説』『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』のデスティン・ダニエル・クレットン。
クレットンは、ブリー・ラーソン主演のインディペンデント映画『ショート・ターム』で注目を集め、『ガラスの城の約束』『黒い司法 0%からの奇跡』を経て、大規模なスタジオ作品へ進出した。人物の痛みや関係性を描くドラマと、大作アクションの双方を手掛けてきた経験が、実写版『NARUTO -ナルト-』にどのように生かされるのか注目される。
本作では、アヴィ・アラド、アリ・アラド、エミー・ユーがアラド・プロダクションズを通じて、ジェレミー・ラッチャムとともにプロデュース。クレットンもジェユン・マンフォードとともに、自身の製作会社Hisakoを通じてプロデューサーを務める。
『NARUTO -ナルト-』のハリウッド映画化は2014年にも企画が動き、当時は『グレイテスト・ショーマン』のマイケル・グレイシーが監督として参加していた。長期間の企画開発を経てプリプロダクションが本格化する中、チャールズ・メルトンが正式にカカシ役へ決まるのか、今後の発表が待たれる。
