BBCのドキュメンタリーで10人の女性が告発。ジャレッド・レトはすべての疑惑を全面否定した。
俳優・ミュージシャンのジャレッド・レトに対し、複数の女性が未成年時に性的被害や不適切な行為を受けたと告発したことが明らかになった。BBCの新作ドキュメンタリー『Jared Leto: Hollywood’s Dark Secret』では10人の女性が証言しており、このうち4人は刑事事件に該当し得る性的加害を受けたと主張している。一方、レト本人は代理人を通じ、すべての疑惑を否定している。
4人が刑事事件に該当する性的加害を主張
現地時間7月30日に放送されたBBCのドキュメンタリー『Jared Leto: Hollywood’s Dark Secret』では、10人の女性がジャレッド・レトとの経験について証言した。このうち9人は、今回が初めて公の場で語る内容だという。
番組によると、4人は刑事事件に該当する性的加害を受けたと主張している。
ひとりは17歳のときにモーテルの浴室で性的暴行を受けたと証言。別の女性は19歳のときに性的暴行をほのめかす脅迫を受けたと語っている。
さらに別の女性は、カリフォルニア州で17歳だった当時にレトと性的関係を持ったと主張。同州では18歳未満は同意年齢に達しておらず、証言どおりであれば法定強姦に該当する可能性があるという。女性は年齢同意制度について話した際、レトがその話を「気に留めなかった」と振り返っている。
4人目の女性は、16歳の頃にレトから性的な内容を含む電話を繰り返し受け、少なくとも一度は性的関係を持つことを持ちかけられたと証言した。
BBC「証言を裏付ける資料を確認した」
BBCは、女性たちの証言について、当時相談を受けていた友人や家族への取材を行い、複数の証言を裏付けたとしている。また、一部については写真やメッセージなど、女性たちの説明を補強する資料も確認したという。
番組では、レトが率いるバンドサーティー・セカンズ・トゥ・マーズの元スタッフ2名も証言。レトが10代の少女たちをバックステージの楽屋やレコーディング中の自宅へ招くことがあり、その様子にスタッフが不安を抱いていたと語った。
そのうちのひとりは、当時を振り返り「誰もが、あまりにも年齢差が大きすぎると思っていた」と話している。
また、16歳当時に電話を受けていたと主張する女性は、関係について口外しないよう秘密保持契約(NDA)への署名を求められたものの、署名を拒否したとしている。
ジャレッド・レト「性的暴行をしたことは一度もない」
レトは代理人を通じて声明を発表し、「私は人生で一度たりとも性的暴行をしたことはありません。これらの主張は完全に、そして断固として事実ではありません」とすべての疑惑を否定した。
今回の告発は初めてではない。2025年にはDJのアリー・タイルズが、17歳だった当時に性的加害を受けたと公に告発。その後も複数の女性が同様の証言を行った。
さらに2025年6月には『Air Mail』が、9人の女性による不適切な行為の告発を報道しているが、この際もレト側は疑惑を否定していた。
