リース・ウィザースプーンらが新作配信を前に25年ぶりに公の場で再集結。
映画『キューティ・ブロンド』のオリジナルキャストが、Prime Videoの新シリーズ『エル』(原題:Elle』の配信を前に、25年ぶりに公の場で再集結した。
現地時間6月20日(土)、ニューヨークのHall des Lumièresで開催された没入型ファンイベント「Elle World」には、リース・ウィザースプーン、ジェニファー・クーリッジ、セルマ・ブレア、アリ・ラーター、マシュー・デイヴィス、ヴィクター・ガーバーらが登場。若きエル・ウッズを演じる新人レクシー・ミネツリーら、新シリーズのキャストとも並び、作品のレガシーを祝った。
『キューティ・ブロンド』キャストが25周年イベントに登場
『キューティ・ブロンド』は、リース・ウィザースプーン演じるエル・ウッズが、周囲の偏見をはね返しながらハーバード・ロー・スクールで自分の道を切り開いていくコメディ映画。公開から四半世紀を経ても、ピンクのファッション、名セリフ、そして“自分を信じる”というテーマは、多くのファンに愛され続けている。
今回の「Elle World」では、オリジナルキャストが写真撮影に応じたほか、ボーウェン・ヤンとマット・ロジャースの司会によるトークにも参加。会場では、ファンからよく言われる名セリフの話題なども飛び出し、ジェニファー・クーリッジは「この映画に出演できたのは本当にラッキーだったし、これまでの仕事の中でも大好きな作品のひとつ。でもオーディションを受けていたときは、バカみたいに自分がエル役をやるんだと思っていたの」と、ユーモアたっぷりに振り返った。
イベントの終盤には、映画のオープニングを彩った「Perfect Day」をホク(Hoku)が、劇中でも印象的に使われた「A Thousand Miles」をヴァネッサ・カールトンが披露。ファンイベントらしい祝祭感の中で、『キューティ・ブロンド』の歩みが改めて称えられた。
リース・ウィザースプーン、エル・ウッズへの思いを涙ながらに語る
なかでも大きな注目を集めたのが、リース・ウィザースプーンのスピーチだ。会場に入った瞬間の思いを語る中で、ウィザースプーンは感極まった様子を見せた。
「この会場に入って、この光景を見たとき、私がこのキャラクターを演じることに感じてきた気持ちが、改めて一気に強まったように感じたの。泣いちゃいそう」と、ウィザースプーンは観客に向けてコメント。
続けて、「このキャラクターを25年間演じてこられたことは、私の人生にとって本当に特権だったよ。だって、たくさんの人が私のところに来て、“彼女がきっかけでロースクールに行った”とか、“娘にエルと名づけた”とか、“彼女のように人生の大きな困難を乗り越えた”って話してくれるんだよね」と語った。
さらにウィザースプーンは、エル・ウッズというキャラクターの普遍性にも触れた。
「彼女は、みんなに見下されたり、決めつけられたりしているように感じる経験をした人。人生のどこかで、自分が弱い立場にいると感じたことのない人なんて、地球上にいないと思うんだよね。この場が実現しているのを見るのは、ものすごく感情を揺さぶられるし、みんながここにいてくれることに本当に胸を打たれているよ」
エル・ウッズは、ただの“ピンクが似合うヒロイン”ではなく、軽く見られても自分の価値を疑わず、努力と優しさで未来を変えていく人物。その存在が、25年経った今も新たな世代へ受け継がれていることが、今回の再集結をより特別なものにしている。
前日譚ドラマ『エル』は高校時代のエル・ウッズを描く
新シリーズ『エル』は、映画『キューティ・ブロンド』以前のエル・ウッズを描く前日譚。舞台は1995年のシアトルで、高校時代のエルが、一筋縄ではいかない友情、禁断の恋、そして少し疑問符のつくファッション選びに向き合っていく。
若きエル役を務めるのは、レクシー・ミネツリー。リース・ウィザースプーンは自身の製作会社Hello Sunshineを通じてプロデューサーを務めており、エル・ウッズというキャラクターの新たな物語を送り出す立場でも作品に関わっている。
また、エルの両親役としてジューン・ダイアン・ラファエルとトム・エヴェレット・スコットが出演。映画版で描かれたハーバード進学以前に、エルがどのようにして自信と個性を育んでいったのかが描かれる。
『エル』は、7月1日よりPrime Videoで配信開始予定。25年の時を経て再集結したオリジナルキャストと、新たなエル・ウッズの登場は、『キューティ・ブロンド』という作品が今もなお更新され続ける物語であることを示している。
