『プラダを着た悪魔2』国内興収40億円突破-公開4週目で見えた続編ヒットと日常へ広がる“RUNWAY”現象、50億円も視野

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『プラダを着た悪魔2』が公開4週目で国内興収40億円を突破し、劇場外にも反響が広がっている。


映画『プラダを着た悪魔2』が、公開4週目にして国内興行収入40億円を突破した。2006年公開の『プラダを着た悪魔』は、トップファッション誌「ランウェイ」を舞台に、仕事や恋に奮闘するアンディの姿を描き、ファッション映画でありながら自己実現の物語としても支持されてきた作品だ。

その続編となる本作は、日米同時公開後も興行成績を伸ばし続けている。数字の面だけでなく、劇中の世界観を日常に取り入れる観客の動きも目立っており、単なる続編公開にとどまらない広がりを見せている。

公開4週目で国内興収40億円を突破

5月1日(金)に日米同時公開された『プラダを着た悪魔2』は、5月24日(日)時点で国内興行収入40億3124万7800円、動員267万9682人を記録した。公開4週目に入っても勢いを維持しており、興行収入50億円超えも視野に入る状況となっている。

海外でも成績を伸ばしており、公開4週目で全世界興行収入は6億802万ドル(約965億9704万円/1ドル158.87円換算、5月25日時点)に到達した。前作の全世界興収3億2658万ドルを大きく上回る推移で、2000年代を代表するファッション映画の続編が、約20年を経て新たな観客層にも届いていることがうかがえる。

4人の現在を描く「ランウェイ」の新章

本作で描かれるのは、「ランウェイ」編集部を舞台とした新たな物語だ。長くファッション業界の中心に立ってきた編集長ミランダと右腕ナイジェルが危機に直面し、ジャーナリストとして歩んできたアンディが再び「ランウェイ」に関わることになる。さらに、かつて同僚だったエミリーは、ラグジュアリーブランドの幹部として雑誌の存続に影響を与える立場となって再登場する。

キャストには、メリル・ストリープアン・ハサウェイエミリー・ブラントスタンリー・トゥッチらが続投。前作の魅力であった華やかなファッションやテンポの良いやりとりを受け継ぎつつ、それぞれが年月を重ねた後のキャリア、選択、関係性を描く点が続編ならではの見どころとなっている。

劇場の外に広がる“RUNWAY”ムーブメント

劇場での鑑賞体験は、SNSや日常のファッションにも波及している。劇中に登場する装いを参考にした出勤コーデ、友人同士でのリピート鑑賞、「RUNWAY」に合わせて街を歩くミームなど、作品の要素を自分の生活に重ねる投稿が広がっている。

加えて、数量限定で発売されたポップコーン付きレッドバッグケースも完売。公開後の成績と連動するように、映画館での鑑賞だけでなく、関連グッズやSNS上の楽しみ方を通して作品が受け止められている点も特徴だ。

映画市場では、知名度の高い過去作の続編が公開されるケースが増えているが、『プラダを着た悪魔2』の反響は、単に懐かしさに支えられたものではない。前作が描いた「仕事に向き合うこと」「自分らしい選択を探すこと」というテーマが、時代を変えながらも観客の関心に接続していることが、今回のヒットの背景にあると言えそうだ。

公開4週目で40億円を超えた本作が、今後50億円の大台に届くのか。数字の推移とともに、劇場の外で広がる“RUNWAY”の熱量にも注目が集まる。

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