ビリー・アイリッシュのストーカーとして知られた男が、ニューヨーク州で列車にはねられ死亡した。
ビリー・アイリッシュを過去にストーキングし、接近禁止命令の対象となっていた男が、ニューヨーク州ロングアイランドで列車にはねられ死亡したことが明らかになった。死亡したのはプレネル・ルソーで、当局は事故とみている。この報道を受け、2020年にルソーがアイリッシュの自宅を繰り返し訪れ、逮捕に至った一連の経緯にも改めて注目が集まっている。
ビリー・アイリッシュのストーカーとして逮捕された男がNYで死亡
複数の報道によると、プレネル・ルソーは水曜日午前5時38分ごろ、ニューヨーク州ウェストベリーでロングアイランド鉄道(LIRR)の列車に衝突され、死亡した。法執行当局の関係者によれば、ルソーは線路上、またはその付近をジョギングしており、死亡は事故によるものとみられている。
列車には約100人の乗客が乗っていたが、乗客らは別のLIRR列車に乗り換えて目的地へ向かったという。
ルソーは、2020年にビリー・アイリッシュのロサンゼルスの自宅を繰り返し訪れたとして知られる人物で、当時の件では不法侵入容疑で逮捕されていた。今回の事故死によって、過去のストーカー事件にも再び関心が集まる形となった。
2020年には自宅に繰り返し現れ、接近禁止命令が出ていた
裁判所に提出された書類によると、ルソーは現地時間2020年5月4日から5日にかけて、アイリッシュが両親と暮らしていたロサンゼルスの自宅に7度にわたって現れたという。最初に現れた際には玄関のドアベルを押し、監視カメラ越しにアイリッシュの父親へ、彼女がそこに住んでいるかを尋ねたとされる。
父親が住所が違うと伝えたあとも、ルソーはその場を離れなかった。同日夜には再び自宅を訪れたため、家族は私設警備員を呼ぶ対応を取った。
アイリッシュは提出書類のなかで、ルソーが「ずっとポーチにいて、座り込んで本を読みながら、時おり独り言のように話し続けていた」と説明。さらに、父親が何度も立ち去るよう求めても「拒否された」としており、家族が強い不安を抱いていた状況がうかがえる。
また、家族が恐怖を感じた理由のひとつとして、当時の新型コロナウイルス流行下で、ルソーが複数回にわたりマスクや手袋を着けず、ドアノブやドアベルに触れていたことも挙げられている。裁判所の記録によれば、その後アイリッシュには3年間の接近禁止命令が認められた。
Instagram投稿にも痕跡
ルソーのInstagramアカウントには、アイリッシュを描いたとみられるイラストのほか、「とにかく――愛してるよ b……それがすべてだ」というメッセージも残されていたという。今回の死亡事故の報道にあわせ、こうした過去の投稿にも再び注目が集まっている。
