『ハリー・ポッター』ドラマシリーズ版の撮影現場で、いじめや子どもの乱闘騒ぎが報じられた。
HBOによる『ハリー・ポッター』新ドラマシリーズの撮影現場で、キャストやスタッフを巡るいじめ問題が浮上していると英紙『The Sun』が報じた。撮影中には子どものエキストラ同士の乱闘も目撃されたといい、制作側はすでに対応に乗り出しているという。
『ハリー・ポッター』撮影現場で子どもの乱闘も いじめ報告が届く
『The Sun』誌によると、『ハリー・ポッター』テレビシリーズの撮影現場では、キャストやスタッフを巡るいじめの報告が制作幹部に寄せられているという。撮影には多くの若い出演者が参加しており、現場では12歳のふたりのエキストラがけんかをしている場面も目撃された。
その際には「撮影が終わったらただじゃおかないぞ」という怒声も上がったとされる。
関係者は現場の状況について、若者が多く集まる環境のため「全員が仲良くなれるとは限らない」と説明。そのうえで「大人も子どもも絡んだいじめの申告があって、幹部はすでに行動上の警告を出している」と語った。
「いじめで報告されたら即刻解雇」 制作側が厳格な対応方針
関係者によると、制作幹部はいじめの報告を「非常に深刻に受け止めている」といい、すでに現場には行動上の警告が出されているという。いじめ行為が確認された場合は厳しい処分が下される可能性があり、「どれほど有名な人物であっても、いじめで報告されたら即刻解雇になる」と明示されているとされる。
この『ハリー・ポッター』テレビシリーズは、長期プロジェクトとして計画されており、関係者は制作側の姿勢について「撮影は8年間続くわけだから、不適切な行為は芽のうちに摘んでおかないといけない、そう幹部たちは強く思っているんだ」と説明している。
また、ワーナー・ブラザースは現場の環境改善に向け、いじめ防止ポリシーを策定。希望すれば匿名で通報できる仕組みをスタッフにメールで周知したという。さらに「全キャスト・スタッフを対象とした無料オンラインカウンセリングおよびコーチングセッション、ならびにウェルビーイングリソースへのアクセス」も提供しているとされる。
総工費10億ポンドの撮影拠点 現場では徹底した情報管理も
『The Sun』誌によると、この『ハリー・ポッター』テレビシリーズは、英ウォットフォード近郊リーヴスデンに建設された総工費10億ポンドの撮影拠点で制作されている。施設には学校や医療センターも備えられており、長期撮影を前提とした“ミニタウン”のような環境が整備されているという。
なお、第1シリーズは来年の放送が予定されている。ハリー・ポッター役はドミニク・マクラフリンが務め、ダンブルドア役にはジョン・リスゴー、ハグリッド役にはニック・フロストが出演する。
世界的な人気シリーズの新たな映像化として注目を集める中、制作現場の環境や運営体制にも関心が集まりそうだ。
