『劇場版「虎に翼」』解説|どんな映画?あらすじ・キャスト・魅力まとめ

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©2027 劇場版「虎に翼」製作委員会

映画『劇場版「虎に翼」』(2027)を紹介&解説。


映画『劇場版「虎に翼」』概要

映画『劇場版「虎に翼」』は、梛川善郎監督(NHK連続テレビ小説「虎に翼」)が、2024年放送のNHK連続テレビ小説を完全新作の物語で映画化した歴史ドラマ。日本初の女性弁護士のひとりであり、女性初の判事・裁判所長も務めた三淵嘉子をモデルとする主人公・寅子が、退官後に新たな問題へと向き合い、人生最後の事件に挑む姿を描く。主演はドラマ版に続いて伊藤沙莉。共演に岡田将生、森田望智、土居志央梨、戸塚純貴、内田有紀、松本幸四郎ら。2026年の第39回東京国際映画祭ガラ・セレクション部門でワールド・プレミア上映され、2027年1月15日に全国公開予定。

作品情報

日本版タイトル 『劇場版「虎に翼」』
英題 The Tiger and Her Wings The Movie
製作年 2027年
日本公開日 2027年1月15日
ジャンル ドラマ/歴史
製作国 日本
原作 NHK連続テレビ小説「虎に翼」(2024年・テレビドラマ/脚本:吉田恵里香)
上映時間 130分
監督 梛川善郎
脚本 吉田恵里香
企画・プロデュース 尾崎裕和
製作 稲田秀樹/姫野芙美(プロデューサー)
作曲 森優太
オープニングテーマ 米津玄師「さよーならまたいつか!」
出演 伊藤沙莉/岡田将生/森田望智/土居志央梨/戸塚純貴/桜井ユキ/平岩紙/ハ・ヨンス/羽瀬川なぎ/南沙良/大城理樹/野呂佳代/髙嶋政宏/原ふき子/内田有紀/松本幸四郎/仲野太賀/石田ゆり子
製作 劇場版「虎に翼」製作委員会
配給 東宝

あらすじ

1979年。日本初の女性弁護士となり、後に女性初の裁判所長を務めた佐田寅子は、長年にわたる法曹界での仕事を終え、裁判所長を退官する。

退官セレモニーで、これからは隠居生活を楽しむと宣言した寅子。しかし、その矢先に雇用における男女平等の指針を作る専門家会議の座長を依頼され、さらに母校・明律大学で法制史の講師を務めることになる。

夫の航一や家族に見守られながら、相変わらず忙しい日々を送る寅子。そんな中、大学で沖縄出身の学生・比嘉と出会う。

ところが、比嘉はある事件の容疑者として逮捕されてしまう。寅子は彼の弁護のため、再び法廷に立つことを決意するが、事件を調べるうちに、忘れていた過去の記憶が浮かび上がってくる。

明律大学女子部時代の出来事と、1979年の事件。ふたつの時代をつなぐ真実とは何なのか。寅子の人生最後の事件が幕を開ける。

主な登場人物(キャスト)

佐田寅子(伊藤沙莉):日本初の女性弁護士のひとりとなり、その後、女性初の判事や裁判所長として道を切り開いてきた主人公。1979年に裁判所長を退官するが、新たな仕事を引き受け、やがて沖縄出身の学生が関わる事件に向き合うことになる。

星航一(岡田将生):寅子の夫。長年にわたって法曹界を歩んできた寅子を支え、退官後も忙しく活動を続ける彼女を見守る。

猪爪花江(森田望智):寅子の女学校時代からの親友で、後に寅子の兄・直道と結婚した義姉。寅子と長年にわたって家族としての絆を築いてきた。

山田よね(土居志央梨):明律大学女子部時代からの寅子の仲間。男性中心の法曹界に立ち向かい、弁護士として自身の信念を貫いてきた女性。

轟太一(戸塚純貴):寅子の法律を学ぶ仲間で、後に弁護士となった人物。よねと共に法律事務所を営み、弱い立場に置かれた人々に寄り添ってきた。

比嘉恵文(大城理樹):寅子が明律大学で出会う沖縄出身の学生。ある事件の容疑者として逮捕され、寅子が再び法廷に立つきっかけとなる。

南晴香(南沙良)、南幾次郎(松本幸四郎)、瀬川良美(内田有紀):劇場版から登場する新たな人物。

作品の魅力解説(公開前時点)

人気朝ドラ「虎に翼」が完全新作で映画化

2024年に放送された連続テレビ小説「虎に翼」は、実在の法曹・三淵嘉子をモデルに、日本の法曹界で道を切り開いてきた女性たちの姿を描いた作品だ。

劇場版では、主人公・寅子を演じる伊藤沙莉をはじめ、ドラマ版で親しまれたキャストが再集結。さらに、ドラマのチーフ演出を務めた梛川善郎が監督、脚本を吉田恵里香が担当するなど、中心的な製作陣も続投する。

単なる総集編やドラマの再編集版ではなく、テレビシリーズでは描かれなかった出来事と、その後の寅子の人生を描く完全新作となる点が大きな特徴だ。

明律大学女子部時代と1979年を結ぶ壮大な物語

本作で描かれるのは、裁判所長を退官した寅子が新たな事件と向き合う1979年の物語と、彼女が法律家を志した明律大学女子部時代の知られざるエピソードだ。

テレビシリーズで描かれた寅子たちの青春時代と、長い人生を経た後年の物語が、どのようにつながるのかが注目される。

特に、沖縄出身の学生が関わる事件を通して過去の記憶が浮かび上がるという設定は、寅子個人の人生と、日本社会が抱えてきた問題を重ね合わせる展開を予感させる。

現代にも通じる平等と正義への問い

「虎に翼」が多くの視聴者の共感を集めた理由のひとつは、法制度や社会の慣習の中に潜む不平等を、登場人物たちの人生を通して描いたことにある。

劇場版でも、寅子は男女平等に関わる専門家会議の座長を務めることになり、さらに新たな事件の弁護に挑む。

社会が大きく変わっても、法の下の平等や人間の尊厳をめぐる問題は簡単には解決しない。そんな現実に向き合う寅子の姿を通じて、現在にも通じるテーマが提示されることが期待される。

また、米津玄師によるテレビシリーズの主題歌「さよーならまたいつか!」が劇場版でもオープニングテーマとして使用されることが発表されており、音楽の面でもドラマからのつながりを感じられる作品となりそうだ。

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