新星オデッサ・アザイオンが、キャスティングを巡る批判を受け、A24映画『Deep Cuts(原題)』からの降板を発表した。
映画『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』で注目を集める俳優オデッサ・アザイオンが、水曜夜、ショーン・ダーキン監督によるA24映画『Deep Cuts(原題)』から降板することを明らかにした。キャスティング発表からわずか48時間後の判断であり、本人はSNSを通じて、その理由と経緯を説明している。
キャスティング発表直後に浮上した批判と降板の決断
アザイオンは自身のInstagramストーリーズで、今回の降板について言及し、原作小説におけるキャラクター設定を巡る批判を真摯に受け止めた結果であると説明した。ホリー・ブリックリーが2023年に発表した同名小説では、ゾーイ・グティエレスというキャラクターがメキシコ系とユダヤ系のハーフとして描かれており、アザイオンの起用に対しては、ホワイトウォッシングではないかという懸念の声がSNS上で広がっていた。

@odessaazion / Instagram
こうした反応を受け、アザイオンは「みんな!!私は全面的にあなたたちの味方だし、この映画には出ないよ」「ク*冗談じゃない。私は降りるよ」と投稿し、出演を辞退する意思を明確に示した。

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「原作を読んでいなかった」アザイオンが明かした判断の経緯
アザイオンは投稿の中で、自身が今回の役を引き受けるに至った経緯についても詳しく説明している。当初、彼女は別のキャラクターであるパーシー役のオーディションを受けていたが、その後、ゾーイ役をオファーされ、即座に了承したという。

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その判断について、アザイオンは「パーシー役のオーディションを受けたんだけど、代わりにゾーイ役をオファーされて即座にイエスって言っちゃったの」と振り返り、「本当に腹立ってるよ、原作を読んでなくて、受ける前にゾーイのあらゆる側面にもっと注意を払うべきだった」と後悔の念を明かした。
さらに、現在の心境についても「そして今、知ったことを知った上では“???”」と率直な言葉で綴り、キャラクターの背景を理解しないまま役を引き受けたことが、今回の判断につながったことを示唆している。
共演キャストと『Deep Cuts(原題)』の物語概要
『Deep Cuts(原題)』は、2000年代を舞台に、音楽に強く惹かれ合う20代の男女が、野心や居場所を模索しながら大人へと成長していく姿を描く作品である。ケイリー・スピーニーが音楽評論家のパーシー役を、ドリュー・スターキーがソングライターであり恋愛相手となる役を演じる予定だった。
アザイオンは当初、この作品でゾーイ・グティエレス役として出演することが発表されていたが、前述の経緯を受け、キャスティング発表から間もなく降板を決断することとなった。本人はこの判断について、「他の誰かのために用意された役を奪うようなことは絶対にしないよ。その役をやるべき人から奪うようなのは私じゃない」と述べ、自身がこの役にふさわしい存在ではないという考えを示している。

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また、「この役を演じるのに私よりもはるかに適した人たちがたくさんいるし、私はその一人じゃないの」「最終的に誰になるのか楽しみにしてるよ」とも綴り、今後のキャスティングに期待を寄せて締めくくった。
