チャニング・テイタムが語る「最大の過ち」は、ギレルモ・デル・トロ版『美女と野獣』を断ったことだった。
キャリア最大の過ちと語った未出演作
米『Vanity Fair』のインタビューでチャニング・テイタムは、自身のキャリアにおける「最大の過ち」について言及した。共演者のキルスティン・ダンストとの対談の中で、時期的な理由から出演を断った作品があるかと問われると、彼は迷わず答えた。
「僕のキャリアの最大の過ちの一つだよ。ギレルモ・デル・トロが『美女と野獣』をやりたがっていて、彼のバージョンの野獣役だったんだ。でも僕は子供が生まれたばかりで、撮影中の映画が本当にきつくて、脚本もまだ完全じゃなかった」
さらに彼は「頭の中で『今はこれはできないと思う』って状態だったんだよね」と振り返り、断念の背景を説明した。
後悔とギレルモ・デル・トロへの敬意
チャニング・テイタムは、自身が出演を辞退したことを深い後悔とともに語った。
「それが最大の過ちだったよ。だって僕はギレルモの大ファンなんだから。ギレルモが『美女と野獣』をやったら、史上最高にクールな映画になっていたと思うんだ」。
これに対しキルスティン・ダンストが「で、彼は結局やらなかったの?」と尋ねると、テイタムは「やらなかったんだ」と答えた。
彼は続けて「彼にはやりたいことが他に無数にあるからね。本当にクリエイターなんだよ」と語り、監督への敬意を強調した上で、「この件については多分一生自分を許せないと思うけど、いつか一緒に仕事できることを願っているよ」と願望を口にした。
未完に終わった企画とデル・トロの現在
2012年、ギレルモ・デル・トロはエマ・ワトソン主演の『美女と野獣』実写リメイク版の監督に起用されていた。しかし2年後にプロジェクトを離脱し、映画は最終的にビル・コンドン監督の手によって完成した。
【動画】『美女と野獣』予告編
現在、デル・トロは新たな映画化作品に取り組んでいる。オスカー・アイザック、ジェイコブ・エロルディ、ミア・ゴスらが出演する『フランケンシュタイン』の独自解釈であり、今年のヴェネツィア国際映画祭でワールドプレミアを迎えた。上映後には14分間に及ぶスタンディングオベーションを受け、その注目度の高さを示している。
チャニング・テイタムが語った「最大の過ち」は、単なるキャスティングの決断を超え、尊敬するクリエイターとの機会を逃したという痛みを含み、彼は後悔を抱えながらも未来への期待をにじませた。
テイタムとデル・トロのコラボレーションが現実のものとなるのか、今後の動向に注目が集まる。
