『THE PENGUIN』でソフィアを演じたクリスティン・ミリオティが初のエミー賞ノミネートを語った。
『THE PENGUIN』で初の快挙-仲間たちへの感謝も
クリスティン・ミリオティが、HBO MaxのDCシリーズ『THE PENGUIN-ザ・ペンギン-』でエミー賞に初ノミネートされた。劇中ではコリン・ファレル演じるオズワルド・“ペンギン”・コブルポットと対峙するソフィア・ファルコーネ役を演じ、その存在感が高く評価された。
本作は演技部門のみならず、多くのクリエイティブ部門でも注目され、合計24部門でのノミネートを達成。ミリオティ本人も、この快挙について「すごく嬉しい。こんなに評価されるなんて…」と、米『ハリウッド・リポーター』誌の電話インタビューで語っている。
「脚本のローレン・ルフラン、演出のヘレン・シェイバーとご一緒できたのは本当に贅沢だった。とくにソフィアの背景を掘り下げたエピソードで仕事をしたことは忘れられない経験」と、クルーへの敬意を惜しまない。
さらに、共演したコリン・ファレルにも「心から誇りに思ってるし、彼を知ることは愛することだと思う」と語り、チーム全体の成果に対する感謝の気持ちをにじませた。
反響と影響-演じたソフィアという存在
放送当時、ミリオティが演じたソフィアに対してはSNS上で「エミー賞にふさわしい」との声が相次ぎ、Redditでも熱い議論が巻き起こった。こうした反応について彼女自身は、「精神的な健康のために、基本的にインターネットとは距離を置いている」としつつも、「業界内外の多くの人との交流で、あのエピソードがどれだけ影響力があったかがわかった」と振り返る。
「自分の感じていた思いと、世界の反響が共鳴してくれることって本当に稀」と喜び、ソフィア役への想いの強さを表現した。
ソフィアというキャラクターを通して、自身の中にも変化が生まれたというミリオティ。「この番組でできたことは、ずっとやりたいと願ってきたことばかりだった」と話し、深い充実感をにじませた。
新作との出会い、そして未来への意欲
ここ数カ月、ミリオティは作品ごとの移動や撮影に追われながらも、俳優仲間たちとの出会いから多くを得てきたという。とりわけ印象的だったのは、キャシー・ベイツやジョディ・フォスターとの対話だった。「彼女たちの作品をずっと崇拝してきたから、会話できたこと自体が信じられない経験だった」と語る。
新作ドラマではエリザベス・オルセンと共演し、パイロット版『Seven Sisters』の撮影を終えたばかり。さらに、詳細はまだ明かされていないものの、近く映画の撮影にも入る予定だという。「非常にエキサイティングで奇妙、そして感動的な映画になりそう」と予告する。
『THE PENGUIN』で演じたソフィア役は、俳優としての進路にも明確な影響を与えた。「もっと自分を追い込みたいと思わせてくれたし、またこういう役に挑戦したい」と今後の意欲を語るミリオティは、限られた自由の中でも「より豊かな創作に関わりたい」と前向きな姿勢を見せている。

