映画『アマチュア』のジャパンプレミアが2025年4月9日(水)、TOHOシネマズ六本木ヒルズで開催された。主演のラミ・マレック、共演のレイチェル・ブロズナハン、そしてジェームズ・ホーズ監督が登壇し、スペシャルゲストとして三宅健も舞台挨拶に参加。映画の魅力や撮影秘話が語られた。
ボヘミアン・ラプソディの熱狂から7年、再び日本の映画ファンと対面したラミ・マレック。映画への愛を語りながら日本再訪の喜びを分かち合った感動の一夜をレポートする。
ボヘミアン・ラプソディ以来7年ぶりの来日となるラミ・マレック
『アマチュア』は、CIA分析官のチャーリーが愛する妻の死の復讐のため、単身でテロリストに立ち向かうスパイアクション・サスペンス。『ミッション:インポッシブル』シリーズや『ボーン・アイデンティティ』シリーズに続く、新たなスパイアクション映画として注目を集めている。
主演のラミ・マレックは、2018年の映画『ボヘミアン・ラプソディ』でフレディ・マーキュリー役を演じてアカデミー賞主演男優賞を受賞。今回の来日は、その時以来7年ぶり2度目となる。またレイチェル・ブロズナハンとジェームズ・ホーズ監督は初来日となる。
注目すべきは、マレックが本作のプロモーションで訪れるのはイギリス、アメリカ、そして日本の3カ国のみであり、さらに日本がこのプロモーションツアーの締めくくりとなることだ。
「通常のスパイスリラーには出てこないキャラクター」とマレックが語る新たなスパイ像

© cula
舞台挨拶ではまず3人のゲストが登壇。マレックは「みなさんとこの時間を過ごせることを嬉しく、光栄に思っております。日本には前にも来たことがあるんです。再びこのユニークな瞬間をこうして分かち合うために日本に来られたこと、非常に誇らしく思っています」と挨拶。大阪からの配信視聴者にも「大阪の皆さんもこんにちは」と語りかけた。
「映画を愛する我々にとって、たくさんの人が集まる映画館はやっぱりすごく胸が熱くなりますよね。見知らぬ人を含め、友人や家族と映画を楽しむということをこの作品を通して皆様と経験できることが、とても嬉しいです」と映画館での共有体験の大切さを語った。
また共演者と監督への感謝も忘れなかった。「ジェームズは本当に実力・才能のある監督で、そして聡明で綿密でチャーミングで…」と褒め称えると、ホーズ監督は「もっともっと褒めて」とジェスチャーで応じて会場の笑いを誘った。マレックは「監督が正確無比なディテールへのこだわり、そして情熱をこの作品に大いに注いでくださったことに本当に感謝しています。その姿勢はすごく日本文化にもよく似ていてるなと思います」と続けた。
© cula
レイチェル・ブロズナハンについては「これ以上の共演者はほかにいません。実は長年の友人で、一緒に仕事したいとはずっと言っていました」と明かし、「この物語は魂やハートなしには成立しません。(ブロズナハンの演じる)サラは非常にユニークで、そして本当に生き生きとしている比類なき魅力的な人物です。サラなくしては物語は成立しませんが、実はレイチェル自身がその資質を全て持ち合わせた、この宇宙でも稀有な人物なんです」と絶賛した。

© cula
初来日となるブロズナハンは「日本に来られてこの映画を皆さんとシェアできることをとてもありがたく思います。日本に来たのは初めてです。この映画を東京の皆さん、そして大阪の皆さんとシェアできるということを本当に光栄に思っております。どうもありがたうございます」と流暢な日本語で締めくくり、観客を沸かせた。

© cula
ホーズ監督も「今作の製作はヨーロッパ各地など、本当に色々な場所で撮影する一つのアドベンチャーでもありました。そしてこのプロモーションツアーもロンドン、ニューヨーク、そして今回、東京のプレミアムへやって来られました。私も日本は初めてですが、本当に温かく歓迎していただき、嬉しく思います」と語った。
マレックと三宅健との国境を超えた俳優対談も実現
© cula
スペシャルゲストとして三宅健も登場し、3人に花束を贈呈。「ラミさんは7年ぶりの来日とお聞きしたんですが、僕は当時ラミ・マレックさんがフレディ・マーキュリーを演じられていた映画『ボヘミアン・ラプソディ』を観ておりまして、とても感動して二度映画館に行きました。今日は実際にお会いできてとても光栄に思っております」と伝えた。
© cula
マレックは7年前の来日について「忘れられない経験です。日本の方々がクイーンというバンドを本当に愛していて…例えば上映の最後の方にキャスト陣がこっそり上映に入って皆さんの反応を見に行ったら、みんなが一つになって歌っていた。皆さん歌詞も全部ご存知で…そのときに改めて、映画の力のみならず、音楽、アートの力も我々を一つにしてくれるんだなという気持ちを新たにしました」と振り返った。
『アマチュア』の主人公チャーリーについてマレックは「今作はキャラクターが強く牽引するような物語となっています。自分としても作品を作るという旅路において、私としてはいわゆるアクションヒーローにあたるキャラクターもやっぱり皆さんが共感できるような、そして非常に人間的で、ある種の脆さも見せるような、アクセスしやすい、人物を演じたいと思っていました」と説明。
© cula
「通常こういったスパイスリラーアクション大作のような物語には出てこないタイプのキャラクター、そして人間関係といった要素が今作をユニークたらしめているので、それもぜひ注目していただきたいです」と本作の特徴を語った。さらに「もちろん監督が爆発的なものすごいアクションをたくさん用意もしてくださっているので、ぜひそれも楽しみつつ、非常に深遠な人間関係や人間性を感じてください」と付け加えた。
三宅からマレックに対して「役作りについてお聞きしてみたいんですが、例えば演じる役が自分の中にない感情や考えを持っていた場合、どうやってその感情を作って表現しますか」という質問が飛ぶと、マレックは「やはり人間は誰しもがすごく感情、深いものそして人間性人間らしいものっていうものを、ものすごく豊富に内包していると思うんです。それは皆一緒です。だからそこにどうアクセスするかということだと思います」と回答。
同世代の俳優同士ということもあり、「三宅さんとは同世代ということで、僕らには人生経験もありますよね。やはりそこで経験してきたことが自分の役者としての選択、選ぶストーリーに影響はせざるを得ないとは思います」と共感を示し、「自分の中にも、きっと皆さんの中にも多かれ少なかれ、チャーリーに見られる脆さという要素があると思いますが、そういったものをいかに引き出すかという意識をしています」と役作りの哲学を明かした。
© cula
三宅から贈られた寄木細工の宝箱を受け取ったマレックは「日本と同じぐらい洗練されているという印象を持ちました。美しく、そしてやはり職人の技・技巧の極みみたいなものを感じます」と感激。「ただ、”ここから始めようかな”っていうところはもう見つけられました」と、CIA分析官のチャーリーらしく早速パズルに挑む姿勢を見せて観客を沸かせた。
映画『アマチュア』は4月11日(金)より全国ロードショー。
フォトギャラリー
© cula
© cula
© cula
© cula
© cula

© cula

© cula

© cula
© cula
イベント情報
『アマチュア』ジャパンプレミア レッドカーペット・イベント&舞台挨拶
日程:2025年4月9日(水)
場所:TOHOシネマズ六本木ヒルズ(106-0032 東京都港区六本木6丁目10−2)
登壇者:
・来日ゲスト:ラミ・マレック、レイチェル・ブロズナハン、ジェームズ・ホーズ監督
・スペシャルゲスト:三宅健(舞台挨拶のみ登壇)
レッドカーペット・イベント:17:20〜18:10 @TOHOシネマズ劇場入口前
舞台挨拶:18:30〜19:00(上映前舞台挨拶/観客あり)@スクリーン7
作品情報
<STORY>
CIA分析官のチャールズ・ヘラーは愛する妻と暮らす平凡な男。しかし、ロンドン出張中の妻がテロの犠牲になり、チャーリーは復讐を決意する。しかし彼は銃の扱いも知らない、格闘やスパイの訓練も受けていない超素人。組織の後ろ盾もなければ、ミサイル搭載の高級車も秘密兵器もない。それでもチャーリーは諦めない。彼にしかできない方法でヨーロッパに潜むテロリストたちに迫っていく。
その旅はアメリカからロンドン、パリ、マルセイユ、イスタンブール、マドリード、そしてルーマニアのコンスタンツァへ。冷静にデータを分析する心優しい男チャーリーの妻への強い想いと愛は時に暴走し、時に周囲の静止を振り切り、狂気すれすれの道をひた走る。彼は虫も殺せない男なのか? それとも誰にも止められない異分子なのか? 誰も予測できない殺しの”アマチュア”がたった一人で挑む復讐劇がはじまる!
タイトル:『アマチュア』
原題:Amateur
監督:ジェームズ・ホーズ
制作:ラミ・マレック
出演:ラミ・マレック、ローレンス・フィッシュバーン、レイチェル・ブロズナハン
日本公開:2025年4月11日(金)全国ロードショー
全米公開:2025年4月11日
©2025 20th Century Studios. All Rights Reserved
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

