名匠クリストファー・ノーランが挑む西洋文学の金字塔『オデュッセイア』、シチリアの美しい島々を舞台に
伝説の英雄が辿った航路を、最新技術で映像化
巨匠クリストファー・ノーラン監督が手掛ける新作『The Odyssey(原題)』(オデュッセイア)の撮影場所が明らかになった。西洋文学の金字塔として知られるホメロスの叙事詩を原作とする本作は、紀元前8世紀頃に書かれた作品の舞台のひとつ、シチリアでの撮影が決定した。
シチリアでの撮影は、「ヤギの島」(Goat Island)の異名を持つファヴィニャーナ島で3月から開始される予定だ。同島はシチリア北西沖に位置するエガディ諸島の一部で、古代ギリシャの英雄オデュッセウスと仲間たちが上陸し、ヤギを狩りバーベキューを行った地とされている。穏やかな海に囲まれた美しい島は、まさに神話の世界そのままの景観を今に残している。
世界各地でのロケ撮影が決定、最新IMAX技術を投入
ノーラン監督は本作の撮影に最新のIMAX技術を採用する。シチリアでの撮影は、ファヴィニャーナ島を中心に行われる予定で、エオリエ諸島での撮影も検討されているという。さらに、イギリスとモロッコでの撮影も既に決定している。
本作はノーラン監督と長年のパートナーであるエマ・トーマスがユニバーサル・ピクチャーズのために製作を手掛ける。シチリアでの撮影は、現地の制作会社ワイルドサイドがサポートを担当。同社はイタリアを代表する制作会社として知られ、2025年3月20日に日本公開を控えるエドワード・ベルガー監督の『教皇選挙』のローマでの撮影も手がけている。
豪華キャスト集結、神々と英雄の壮大な物語へ
本作には、マット・デイモン、トム・ホランド、アン・ハサウェイ、ゼンデイヤ、ルピタ・ニョンゴ、ロバート・パティンソン、シャーリーズ・セロンという実力派キャストの参加が決定している。各キャストの配役については現時点で明らかにされていないが、物語の規模を考えると、それぞれが重要な役割を担うことは間違いないだろう。
「オデュッセイア」は、トロイ戦争後、故郷イタケーへの帰還を目指す王オデュッセウスの10年に及ぶ壮大な冒険を描く叙事詩だ。オデュッセウスは帰路の途上で数々の試練に直面し、多くの仲間を失いながらも航海を続ける。物語には息子のテレマコス、妻のペネロペに加え、アテナ、キルケー、ポセイドン、ゼウスといった神々も重要な役割で登場する。
ノーラン監督が最新の映像技術を駆使し、壮大なスケールで描く『オデュッセイア』の全貌に、世界中が注目を寄せている。




