『ホーム・アローン』とはどんな映画?あらすじ・キャスト・魅力まとめ

映画『ホーム・アローン』(1990)を紹介&解説。


映画『ホーム・アローン』概要

映画『ホーム・アローン』は、クリス・コロンバス監督が、家族旅行に置き去りにされた少年の大冒険を描くファミリーコメディ。クリスマス休暇に家でひとりになったケビンが、侵入を企てる泥棒コンビを相手に、子どもならではの発想と大胆な仕掛けで立ち向かう。脚本・製作はジョン・ヒューズ、音楽はジョン・ウィリアムズ。主演のマコーレー・カルキンは本作で世界的な人気を集め、共演にジョー・ペシダニエル・スターンキャサリン・オハラジョン・ハードらが名を連ねる。

作品情報

日本版タイトル:『ホーム・アローン』
原題:Home Alone
製作年:1990年
本国公開日:1990年11月16日
日本公開日:1991年6月22日
ジャンル:コメディ/ファミリー/クリスマス
製作国:アメリカ
原作:無
上映時間:103分

監督:クリス・コロンバス
脚本:ジョン・ヒューズ
製作:ジョン・ヒューズ
製作総指揮:マーク・レヴィンソン/スコット・ローゼンフェルト/ターキン・ゴッチ
撮影:ジュリオ・マカット
編集:ラージャ・ゴスネル
作曲:ジョン・ウィリアムズ
出演:マコーレー・カルキン/ジョー・ペシ/ダニエル・スターン/ジョン・ハード/ロバーツ・ブロッサム/キャサリン・オハラ/デヴィン・ラトレイ/キーラン・カルキン/ジョン・キャンディ
製作:20世紀フォックス/ヒューズ・エンターテインメント
配給:20世紀フォックス

あらすじ

シカゴ郊外に暮らすマカリスター家は、クリスマス休暇をフランス・パリで過ごすため、慌ただしく出発の準備を進めていた。ところが出発当日の混乱の中で、8歳の末っ子ケビンは家族に忘れられ、ひとり自宅に取り残されてしまう。最初は誰にも怒られない自由な時間を満喫するケビンだったが、やがて近所を狙う泥棒コンビ、ハリーとマーヴが家に目をつける。家族のいない家を守るため、ケビンは日用品を使った数々の仕掛けで泥棒たちを迎え撃つ。

主な登場人物(キャスト)

ケビン・マカリスター(マコーレー・カルキン):マカリスター家の末っ子で、いたずら好きな8歳の少年。家族旅行に置き去りにされたことで、ひとりで家を守ることになる。怖がりながらも機転を利かせ、泥棒たちに立ち向かう。

ハリー・ライム(ジョー・ペシ):近所の家々を狙う泥棒コンビのひとり。警官を装って下見をするなど抜け目ない人物だが、ケビンの仕掛けに翻弄されていく。

マーヴ・マーチャント(ダニエル・スターン):ハリーの相棒で、やや抜けたところのある泥棒。ハリーとともにマカリスター家へ侵入しようとするが、ケビンの罠によって散々な目に遭う。

ケイト・マカリスター(キャサリン・オハラ):ケビンの母親。飛行機の中でケビンを家に置き去りにしたことに気づき、息子のもとへ戻ろうと必死に行動する。

ピーター・マカリスター(ジョン・ハード):ケビンの父親。大家族での旅行を取り仕切るが、出発時の混乱によってケビンが不在であることに気づかない。

マーリー(ロバーツ・ブロッサム):ケビンの近所に住む老人。近所の子どもたちから恐れられているが、ケビンとの交流を通して、物語に温かな余韻をもたらす存在となる。

バズ・マカリスター(デヴィン・ラトレイ):ケビンの兄。弟に意地悪な態度を取ることが多く、家族の中でケビンが孤立感を抱くきっかけにもなる。

作品の魅力解説

映画『ホーム・アローン』の大きな魅力は、子どもの視点から描かれる“ひとりきりの自由”と“家族の大切さ”が、コメディとして軽やかに結びついている点にある。ケビンが家で好きなものを食べ、好きなように過ごす序盤の開放感は、子ども時代の夢のような時間として描かれる。一方で、その自由は次第に不安や孤独と隣り合わせになり、家族の存在の意味が浮かび上がっていく。

泥棒コンビとの攻防は、日用品を使ったアイデア満載の仕掛けが見どころ。玩具、ペンキ缶、アイロン、釘、階段など、身近なものが次々とトラップに変わっていく展開は、スラップスティックコメディとしてのテンポと痛快さを生んでいる。ジョー・ペシとダニエル・スターンの身体を張った演技も、本作の笑いを支える重要な要素である。

また、ジョン・ウィリアムズによる音楽は、クリスマス映画としての温かさと冒険映画の高揚感を同時に引き出している。笑いだけでなく、母と子の再会、近所の老人マーリーとの交流、家族を恋しく思うケビンの成長が丁寧に描かれることで、毎年クリスマスシーズンに見返したくなる普遍的な魅力を持つ作品となっている。

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