『ハリー・ポッター』新ドラマは順調-ダニエル・ラドクリフが新ダンブルドア役ジョン・リスゴーから聞いた撮影現場の前向きな手応え

『ハリー・ポッター』新ドラマは順調-ダニエル・ラドクリフが新ダンブルドア役ジョン・リスゴーから聞いた撮影現場の前向きな手応え NEWS
ダニエル・ラドクリフ

ダニエル・ラドクリフが、HBO版『ハリー・ポッター』の近況を明かした。


ダニエル・ラドクリフが、HBOで制作されている新たな『ハリー・ポッター』ドラマシリーズについて、新ダンブルドア役を務めるジョン・リスゴーから聞いた撮影現場の様子を語った。かつて映画シリーズでハリー・ポッターを演じたラドクリフにとって、新たな世代による同シリーズは特別な距離感を持つ企画でもある。本人が直接関わる作品ではないものの、その進行状況を温かく見守っているようだ。

米Peopleによると、ラドクリフは現地時間6月7日に行われた第79回トニー賞授賞式のレッドカーペットで、リスゴーと最近会ったことを明かした。リスゴーはHBO版『ハリー・ポッター』でアルバス・ダンブルドアを演じる予定で、同授賞式では舞台『Giant(原題)』により劇作品主演男優賞を受賞している。

旧ハリーと新ダンブルドア、舞台裏で交わした会話

ラドクリフは今年、舞台『Every Brilliant Thing(原題)』でトニー賞にノミネートされていた。一方のリスゴーは、ロアルド・ダールを演じた『Giant(原題)』で高い評価を受け、同部門で受賞を果たした。

ラドクリフはリスゴーの舞台を観劇したことについて、「この前、彼の舞台を観に行ったんだけど、本当にすごかったよ」とコメント。さらに授賞式前には、「今夜、彼が受賞したときに拍手を送れたらいいな」と語っており、その言葉どおり、リスゴーは同夜に受賞者となった。

観劇後には楽屋を訪れたといい、ラドクリフは「楽屋にも行かせてもらったんだけど、彼は本当にすてきな人だった」と振り返っている。そこでふたりは、それぞれが関わってきた『ハリー・ポッター』についても言葉を交わしたという。

ただし、ラドクリフによれば、会話の内容は作品の詳細に踏み込むものではなかった。「具体的な内容については特に話していないんだ。でも、すごくうまく進んでいることや、子どもたちのことをとても気に入っていると話してくれた」と明かしている。

新たな3人の子どもたちへ向けた温かな視線

HBO版の新シリーズでは、ドミニク・マクラフリンがハリー・ポッター役を務める。ロン・ウィーズリー役にはアラステア・スタウト、ハーマイオニー・グレンジャー役にはアラベラ・スタントンが起用されている。第1シーズンは、J・K・ローリングの原作第1作『ハリー・ポッターと賢者の石』をもとにした内容となる。

第1シーズンではマーク・マイロッドが監督を務め、HBOは2026年クリスマス時期の配信・放送開始を予定している。3月には初のティザー映像も公開され、新キャストによる魔法ワールドの再構築に注目が集まっている。

ラドクリフは、新たなシリーズと若いキャストたちが順調であることについて「それは本当に、とてもすてきなことだよ」と語り、「うまくいっていると知ることができるのはうれしいね」と続けた。発言は短いものだが、かつて同じ役を背負った俳優として、新キャストの歩みを静かに応援する姿勢がにじむ。

世代を超えてつながる『ハリー・ポッター』の現在地

今回の発言で印象的なのは、ラドクリフが新シリーズについて過度に踏み込まず、あくまで距離を置きながらも好意的に受け止めている点だ。映画版のハリーとして世界的な人気を得た彼にとって、同じ物語が新たな俳優たちによって再び語られることは、単なるリブート以上の意味を持つ。

一方で、リスゴーが若いキャストに好感を抱いていると伝えたことは、作品の現場に温かな空気があることをうかがわせる。ダンブルドアという重要な役柄を新たに担うベテラン俳優と、かつてハリーを演じたラドクリフが舞台裏で言葉を交わしたことは、旧シリーズと新シリーズの間に生まれた象徴的な接点ともいえる。

HBO版『ハリー・ポッター』は、原作をシーズンごとに描く大型企画として進行している。公開前から大きな期待と視線を集めるなか、ラドクリフの穏やかな反応は、新たな『ハリー・ポッター』が次の世代へ受け継がれていくことを感じさせるものとなった。

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