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オーウェン・クーパー、16歳でゴールデングローブ賞史上最年少受賞-『アドレセンス』で快挙

オーウェン・クーパー FILMS/TV SERIES
オーウェン・クーパー

Netflixミニシリーズ『アドレセンス』で注目を集めたオーウェン・クーパーが、ゴールデングローブ賞テレビ部門助演男優賞を史上最年少で受賞した。


Netflixのミニシリーズ『アドレセンス』で鮮烈な印象を残したオーウェン・クーパーが、ゴールデングローブ賞テレビ部門助演男優賞を受賞した。16歳での受賞は同部門史上最年少となり、2010年に『glee/グリー』で20歳で受賞したクリス・コルファーの記録を更新する快挙となった。さらにクーパーは、ゴールデングローブ賞の男性部門全体でも史上2番目に若い受賞者となり、その存在感を一気に世界へと知らしめた。

16歳での歴史的受賞-スピーチで語られた率直な思い

初のゴールデングローブ賞を手にしたクーパーは、スピーチで率直な心境を明かした。「ゴールデングローブ賞の舞台に立っているなんて、全く現実感がありません」と語りながら、「僕と家族がこんな信じられない旅を経験させてもらって……」と、この瞬間に至るまでの歩みを振り返った。

さらに彼は、支えてくれた人々への感謝を口にし、「この人たちが僕と家族のためにしてくれたことに、永遠に感謝しています」と言葉を添え、会場を温かな空気で包み込んだ。若さゆえの初々しさと、作品を背負ってきた実感がにじむスピーチは、大きな拍手を受けることとなった。

演劇クラスで唯一の男子だった過去-俳優としての原点

スピーチでは、俳優としての原点とも言える学生時代のエピソードにも触れた。クーパーは、演劇クラスで「唯一の男子だった」ことを明かし、その当時を振り返りながら「恥ずかしかったけど」と率直な気持ちを語った。一方で、その経験を乗り越えたことについては「やり遂げた」と短く言葉を結び、自身の成長をにじませた。

さらに彼は、現在も学び続ける姿勢を強調し、特にこの会場に集まった俳優たちから「今も毎日学んでいる」と述べた。16歳という若さでありながら、現場で吸収し続ける姿勢を忘れない姿は、俳優としての将来性を強く印象づけるものとなった。

エミー賞でも最年少受賞-『アドレセンス』で一気に飛躍

クーパーの快進撃は、ゴールデングローブ賞にとどまらない。彼はすでに、エミー賞のリミテッドシリーズまたはアンソロジーシリーズ・テレビムービー部門助演男優賞を受賞しており、同賞における史上最年少の男性演技部門受賞者という記録も打ち立てている。

受賞対象となったのは、Netflixのミニシリーズ『アドレセンス』。クーパーは同作でジェイミー・ミラー役を演じ、この作品が自身の出世作となった。繊細さと危うさを併せ持つ演技は高く評価され、主要テレビ賞で立て続けに結果を残すこととなった。

『アドレセンス』は作品としても評価が高く、エミー賞ではクーパーの受賞に加え、リミテッドシリーズ部門の作品賞、主演男優賞、助演女優賞を獲得。若き俳優の台頭とともに、作品全体の完成度の高さも改めて注目を集めている。

実力派俳優が並ぶ中での受賞-競争の激しいカテゴリー

クーパーが受賞したテレビ部門助演男優賞は、コメディ、ドラマ、リミテッドシリーズを横断するカテゴリーで、毎年激しい競争が繰り広げられることで知られている。今回も、経験豊富な俳優たちが名を連ねる中での受賞となった。

ノミネートされていたのは、『アドレセンス』で共演したアシュリー・ウォルターズをはじめ、『ザ・モーニングショー』のビリー・クラダップ、『ホワイト・ロータス』のジェイソン・アイザックスウォルトン・ゴギンズ、そして『セヴェランス 人事部は知っている』のトラメル・ティルマン。いずれも主演級としての実績を持つ俳優ばかりであり、16歳のクーパーがその中から選ばれたことは、演技力への評価の高さを物語っている。

若さや話題性だけではなく、作品の中で残した確かな存在感が、世代やキャリアを超えた評価へとつながった形だ。

ゴールデングローブ賞で存在感を示した『アドレセンス』

『アドレセンス』は、今回のゴールデングローブ賞で計5部門にノミネートされ、その存在感を強く示した。クーパーとウォルターズの助演男優賞ノミネートに加え、テレビ映画・リミテッドシリーズ・アンソロジーシリーズ部門主演男優賞、テレビ部門助演女優賞、同部門の作品賞にも名を連ねている。

作品はすでにエミー賞でも高い評価を受けており、クーパーの受賞を含め、主要部門での結果が続いている。若き俳優の躍進とともに、シリーズそのものが放つ完成度の高さが、各賞で改めて証明された形だ。


テレビ部門助演男優賞は、コメディ、ドラマ、リミテッドシリーズを含むすべてのジャンルを対象とするカテゴリーであり、昨年は『SHOGUN 将軍』の浅野忠信が受賞している。そうした流れの中で、16歳のクーパーが歴史的な一歩を刻んだことは、ゴールデングローブ賞の新たなページを開く出来事となった。

第83回ゴールデングローブ賞授賞式は、ニッキー・グレイザーが司会を務め、ビバリーヒルトン・ホテルからCBSで生中継された。若き才能が放った確かな存在感は、今後のキャリアに向けた大きな注目を集めることになりそうだ。

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