クイーンが未発表曲「Not For Sale(Polar Bear)」をラジオで初公開
英ロックバンド、クイーン(Queen)が、長年未発表だった楽曲「Not For Sale(Polar Bear)」を初公開した。同曲は、ブライアン・メイが出演する英ロック専門局の番組内でオンエアされたもので、制作途中の音源であることや、今後予定されている『Queen II』再構築版への収録が示唆されている。
ブライアン・メイのラジオ番組で初オンエアされた未発表音源
今回公開された「Not For Sale(Polar Bear)」は、ブライアン・メイが司会を務めるラジオ番組内で紹介された。
放送の中でメイは、この音源について「これまで誰も聴いたことがないものだ」と述べ、これまで公にされたことのない音源であると説明している。
さらに同曲についてメイは、「これは制作途中の段階にある楽曲だ」と語っており、完成形ではない状態の音源であることも明かされた。加えて、「この曲は『Queen II』の再構築版の一部になる予定だ」と述べ、今後予定されている『Queen II』の再構築版プロジェクトに含まれる予定であることを示唆している。
スマイル時代の原型と「Queen II」制作期に録音された未発表曲
「Not For Sale(Polar Bear)」は、今回初めて公にされた音源だが、そのルーツはクイーン結成以前にまでさかのぼるとされている。
複数の海外メディアによると、この楽曲はブライアン・メイが在籍していた前身バンド、スマイル(Smile)の時代に原型が作られていた楽曲とされ、長年にわたって構想が温められてきたものだという。
その後、クイーンとして活動を本格化させた1970年代前半、セカンド・アルバム『Queen II』の制作過程において、同曲はバンド名義で改めて録音されたと説明されている。ただし、当時のアルバム制作では最終トラックとして採用されることはなく、完成形として公式に発表される機会はなかった。
今回ラジオで公開された音源は、その『Queen II』制作期に録音されたバージョンとみられており、スマイル時代のアイデアとクイーン初期の音楽性が交差する貴重な記録として位置づけられている。
「Queen II」再構築版への収録示唆と現時点での注意点
今回公開された「Not For Sale(Polar Bear)」について、ブライアン・メイはラジオ番組内で、今後予定されている『Queen II』の再構築版プロジェクトに含まれる予定であることを示唆している。ただし、この再構築版の具体的な発売日や収録内容の詳細については、現時点では正式に発表されていない。
また、今回オンエアされた音源は、メイ自身が制作途中の状態であることを明言しており、完成版として仕上げられた最終形ではない点にも注意が必要だ。あくまで制作過程の一段階として残されていた音源が、今回特別に公開された形となる。
現時点で明らかになっているのは、ラジオ番組を通じて未発表音源が初めて一般に紹介されたという事実と、将来的な再発プロジェクトへの関与が示唆されたという点にとどまる。正式な音源リリースの形態や、再構築版『Queen II』の全貌については、今後の発表を待つ必要がありそうだ。
