マット・スミスが新作『スター・ウォーズ:スターファイター』に悪役で出演することが報じられた。
マット・スミスがついに『スター・ウォーズ』シリーズに参加することが明らかになった。米メディア『Deadline』によれば、ショーン・レヴィ監督が手がける新作映画『スター・ウォーズ:スターファイター』に、スミスが悪役のひとりとして出演するようだ。2018年に『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』での起用が噂されながら実現しなかった過去を持つ彼にとって、今回のキャスティングは“念願の銀河入り”と言えるかもしれない。
『ドクター・フー』から『ドラゴン』へ-スミスの変幻自在なキャリア
『ドクター・フー』シリーズで史上最年少のドクターを演じ、一躍注目を集めたマット・スミス。その後も『ザ・クラウン』ではフィリップ殿下、『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』ではデイモン・ターガリエン役と、英国ドラマ界の話題作に次々と出演してきた。知性とカリスマ性を兼ね備えたその演技力は、王族から反逆者まで幅広い役柄を自在にこなす柔軟さに表れている。近年では『モービウス』のようなダークヒーロー作品にも挑戦しており、今回の悪役キャスティングはその延長線上にあると言えるだろう。
一度は消えた出演話-語られた「もうひとつのスター・ウォーズ」
マット・スミスが『スター・ウォーズ』シリーズに関わるのは、今回が初めてではない。2018年には『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』への出演が報じられ、一部では“若き日のパルパティーン”を演じるのではないかとの噂が流れた。だが、彼の出演シーンは最終的に製作から削除され、実現には至らなかった。
ポッドキャスト番組「Happy Sad Confused」に出演した際、ホストのジョシュ・ホロウィッツがその噂について尋ねると、スミスは役柄についての明言を避けながらも、こう語っている。
「でもあれはすごくクールだったよ、本当にクールな役とコンセプトだった。大きな話だったし、重要なストーリーの詳細で、スター・ウォーズを変えるような内容のコンセプトだったんだけど、結局実現しなかったんだよね」
詳細は明かされなかったものの、スミスが演じるはずだった役は、物語に重大な影響を与える存在だったことがうかがえる。“もしも”の配役が現実のものとならなかったことは、今も語り継がれているエピソードだ。
ライアン・ゴズリングと共演-スミスが担う“銀河の影”
『スター・ウォーズ:スターファイター』は、ディズニーとルーカスフィルムが製作するシリーズ最新作で、2027年5月28日に全米公開が予定されている。監督を務めるのは『フリー・ガイ』『デッドプール&ウルヴァリン』などで知られるショーン・レヴィ。主演には、レヴィ監督とNetflix作品『ザ・アダム・プロジェクト』でタッグを組んだライアン・ゴズリングが起用されている。
関係者によれば、マット・スミスが演じるのは複数存在する悪役のうちのひとりとされ、製作陣は現在も女性ヴィランのキャスティングを進めているという。報道では、一時期マイキー・マディソンの名前も挙がっていたとされている。
『モービウス』や『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』など、カリスマ性と危うさを併せ持つキャラクターで注目を集めてきたスミスにとって、銀河の“影”を担う悪役はまさに適役とも言える。多面的な表現力を武器に、シリーズの中でどのような存在感を発揮するのか、今後の続報に期待が高まる。
