ブレイク・ライヴリーが宣誓証言の場を自身の選んだ場所で行う裁定を裁判所から勝ち取った。
ライヴリーの申立てが認められる
ブレイク・ライヴリーは現地時間7月15日、性的ハラスメントおよび報復を巡る訴訟に関連し、宣誓証言の実施場所について自身の希望が認められた。裁判所は、ライヴリーの弁護士団が提出した申立てを受け、証言をライヴリーが選定する場所で行うよう命じた。これは、相手側であるジャスティン・バルドーニ側が指定していたニューヨークの法律事務所に対し、ライヴリー側が「メディアの注目を集めるショーのような演出が懸念される」と異議を申し立てていたことに基づく判断だ。
証言は18日(木)に予定されており、ライヴリー側はその内容が機密であるべきだと主張。パパラッチの待ち伏せや、SNSインフルエンサーの出席が招かれる可能性についても懸念を示していた。裁判官はこれを受け、バルドーニ側の弁護士に対し、出席予定者のリストを翌日正午までに提出するよう命じるとともに、証言会場における印刷・コピー環境の提供をライヴリー側に求めた。
メディア演出への警戒感と裁判所の対応
ライヴリー側がとりわけ問題視していたのは、相手弁護士による宣誓証言の「演出化」の可能性だった。訴訟相手であるジャスティン・バルドーニの弁護団は、証言の実施場所として、自身の所属する法律事務所を提案していた。しかしライヴリー側は、建物の出入り口でのメディアやパパラッチによる待ち伏せの可能性を指摘。宣誓証言という本来は非公開の法的手続きが、過剰に注目を集めるショーのような場と化すことを強く警戒した。
さらにライヴリーの弁護士団は、相手側がSNSのインフルエンサーを証言会場に招き入れるのではないかという具体的な懸念も示した。裁判所に提出された申し立て文書の中で、証言の機密性が保たれない可能性があるとして、会場変更と参加者の事前提出を強く要請。これに対し裁判官は、申立てに理解を示し、ライヴリー側の要望を全面的に認める判断を下した。
バルドーニ弁護士の発言が波紋を広げる
ライヴリー側の懸念を後押しした要因のひとつが、バルドーニ側の主任弁護士ブライアン・フリードマンによる過去の発言だった。フリードマンは米『People』誌の取材に対し、「宣誓証言をマディソン・スクエア・ガーデン(MSG)で行い、チケットを販売してストリーミング配信し、その収益を家庭内暴力被害者の支援団体に寄付してはどうか」と提案。こうした発言は修辞的な表現とされつつも、ライヴリー側は「弁護士がプロフェッショナルとして証言を取り扱う意思がないことの証左だ」と強く批判した。
一方で、バルドーニの弁護団に名を連ねるミッチェル・シュスターは、ライヴリー側の主張に反論。証言場所を変更するのは不便であり、提出された懸念は根拠に乏しいと主張している。だが裁判所は、プライバシーと機密保持の重要性を優先し、ライヴリーに有利な裁定を下したかたちだ。


