「THE HEAD」Season3で渡部篤郎が英語演技に挑戦
エミー賞を受賞した「HOMELAND/ホームランド」の製作陣が手がける国際ドラマシリーズ「THE HEAD」の最終章に、日本から渡部篤郎が参戦している。
渡部篤郎が重要な役どころで登場

© Hulu Japan
渡部篤郎は、「THE HEAD」Season3の第3話と第4話に登場。Season1で山下智久が演じた微生物学者アキ・コバヤシの父親、タケシ・コバヤシを演じている。マギーの回想シーンでは、かつて息子アキの才能について2人が語り合った様子が描かれる。また、裁判所での会話が重要な伏線となることも明かされた。
13年ぶりの全編英語演技と日本語吹替挑戦
2011年の『金陵十三釵/The Flowers of War』(日本未公開)以来となる英語演技について渡部は、「英語と日本語の台本、2つ頂いたが、直訳に近いものだった。ある程度喋り言葉としての日本語で台詞を捉え、日本語ならこうだろうと考えて、英語で演技をしました」と語っている。

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さらに今回は自身の日本語吹替も担当。「吹替はほとんど経験がないですし、難しいものだと思っているので、ちゃんとやらないと、と思いました。お芝居と同じで正解がないものですから、普段のお芝居でしたら感情でやれる部分もあって、自分の中で演技に納得するのですが、今回は“渡部篤郎”の吹替役なので、そこをしっかりやらないとと思いました。自分で演じておいて、日本語で吹替をするとこんなにも下手なんだなぁと最初に思いました(笑)。やっぱり少しニュアンスが違いますからね。吹替の台本が来て、あぁ確かにこのほうが吹替で観ている方はわかりやすいだろうなとなりました。面白いものですね」と率直な感想を述べている。

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スペインでの撮影については「英語もスペイン語も話せる⻑男と一緒に行きました」と明かした渡部。「本編でシャツを2枚着ているのですが、それで衣装合わせから始まると、⻑男が衣装さんに『シャツを2枚着るんですか?』と聞いていて、すると衣装さんが『インパクトを与えたいんだ』と言っていたんですね、そこで⻑男は『日本人はこういうことしないよ』とやり取りしてて(笑)。でも郷に入れば、なのでそこはまぁいいじゃないかと私は言ったんですが、本人は納得がいかないと(笑)。それでかけていた眼鏡も最初は赤色だったんですが、⻑男が『それは絶対におかしい!』と話していて(笑)。これは現場で揉めたというわけではなくて、意見をちゃんと伝えていたという感じです。そして監督さんと出演者の方たちもすごく私を尊重してくれていました。お芝居でこうしてほしいというような細かいことは言われなかったですね」と息子さんとの微笑ましいエピソードを披露した。
世界中で注目されるサバイバルスリラーが完結
渡部も「作品がこれまでよりパワフルになっていますので、シリーズファンの方は特に楽しみにしていてください」と力強く語るSeason3。
ヨーロッパ最大級の制作会社THE MEDIAPRO STUDIOと、Huluが共同製作を手がける本作は、世界90以上の国と地域で放送され、高い評価を得てきた。Season3ではオリヴィア・モリス、キャサリン・オドネリーらのレギュラーキャストに加え、Instagramのフォロワー数約500万人を誇るスペインの人気女優クララ・ガレが新たに参戦。2024年のシッチェス・カタロニア国際映画祭でも上映され、評論家たちからも好評を博している。
【予告編】「THE HEAD」Season3
作品情報
<STORY>
アフリカのサハラ砂漠に位置し、どの国にも属さない無法地帯、ビル・タウィールの元軍事基地で、科学者たちは、気候変動を緩和させるためにアーサー・ワイルド教授が始めた研究を続けている。研究は進み、5人の被験者を集め、研究対象の藻を浸けた水を飲ませ、藻が生態系全体に拡散しても安全かどうかを試す段階に入っていた。すべては計画通りに進むが、飛行機墜落事故から生還したという観光客を名乗る予期せぬ訪問者が遠く離れた基地に現れる。翌朝、首<THE HEAD>を落とされた犠牲者が出たことで、誰もが悪夢の再開に気づくーー。
タイトル:「THE HEAD」Season3
配信:Huluにて独占配信中(全6話)
出演:ジョン・リンチ、オリヴィア・モリス、キャサリン・オドネリー、クララ・ガレ、渡部篤郎
監督:ホルヘ・ドラド
脚本:マリアーノ・バセルガ、ホルディ・ガルセラン、アイザック・サストレ
製作総指揮:ベルナ・エリアス、ラン・テレム、マリアーノ・バセルガ、ホルヘ・ドラド、ラウラ・フェルナンデス・エスペソ、ハビエル・メンデス、長澤一史
配給:Hulu
