Netflixドラマ『アンダーウェア』(2015)を紹介&解説。
ドラマ『アンダーウェア』概要
ドラマ『アンダーウェア』は、Netflixとフジテレビが共同で展開したオリジナル連続ドラマ。英題は『Atelier』。東京・銀座の高級ランジェリーメーカー「Emotion」を舞台に、繊維オタクの新人・時田繭子が、ファッションや美に対する価値観の違いに戸惑いながら、仕事と人間関係を通して成長していく姿を描くお仕事ヒューマンドラマである。主演は桐谷美玲、共演に大地真央、酒井若菜、千葉雅子、マイコ、海東健、桜田通、石田ニコル、河北麻友子ら。
作品情報
タイトル:『アンダーウェア』
英題:Atelier
製作年:2015年
配信開始日:2015年9月2日(Netflix配信)
テレビ放送:2015年11月13日〜12月4日(フジテレビ系)
ジャンル:ヒューマンドラマ/職業ドラマ
製作国:日本
原作:無
話数:全13話(Netflix)/全4回(フジテレビ特別編集版)
配信時間:各話約45分
演出:尾形竜太/葉山浩樹
脚本:安達奈緒子
音楽:ティム・ウィン
プロデュース:関口大輔
制作著作:フジテレビジョン
制作協力:FILM
出演:桐谷美玲/大地真央/酒井若菜/千葉雅子/マイコ/海東健/桜田通/石田ニコル/河北麻友子/田島令子/野間口徹/野村宏伸/小倉久寛
配信:Netflix
あらすじ
大学で繊維を研究していた“繊維オタク”の時田繭子は、繊維メーカーへの就職を目指していたが、ひょんなことから銀座の高級ランジェリーメーカー「Emotion」で働くことになる。ファッションにほとんど興味がなかった繭子は、華やかなランジェリー業界の価値観やスピード感に戸惑いながらも、個性豊かなスタッフや顧客と向き合っていく。やがて彼女は、素材への知識だけではなく、身につける人の心に寄り添うものづくりの意味を学び、自分なりの夢を見つけていく。
主な登場人物(キャスト)
時田繭子(桐谷美玲):大学で繊維を研究していた主人公。ファッションには無頓着だが、素材への知識と情熱を持つ“繊維オタク”。銀座の高級ランジェリーメーカー「Emotion」に就職し、戸惑いながらも仕事を通して成長していく。
南上マユミ(大地真央):高級ランジェリーメーカー「Emotion」の社長。創業25年のブランドを率いるカリスマ的存在で、日本のランジェリー業界をけん引するデザイナーでもある。
西沢瑞希(酒井若菜):南上マユミの右腕として「Emotion」を支えるスタッフ。デザイン補佐を担い、ブランドの現場を支える実務面の中心的存在。
田中麗子(千葉雅子):南上マユミとともに「Emotion」を立ち上げた人物。ブランドの歴史を知る存在として、会社の歩みや理念を支える。
飯田史香(マイコ):「Emotion」の業務全体を支えるスタッフ。デザインアシスタントとしても働き、職場の細かな仕事を支える役割を担う。
猿橋仁(海東健)、姫路宗介(桜田通):「Emotion」を支える男性スタッフたち。
町田沙里衣(石田ニコル):モデルとして活動する女性。
鴻野由梨(河北麻友子):繭子と同郷の親友。ウェディングドレス・アドバイザーを目指しており、繭子の新しい生活や挑戦を見守る存在でもある。
作品の魅力解説
『アンダーウェア』の魅力は、ランジェリー業界という華やかな題材を通して、“働くこと”と“自分らしい美しさ”を描いている点にある。主人公の繭子は、最初からファッションに詳しい人物ではない。むしろ、素材の機能性に強い関心を持つ研究肌の人物として登場するため、華やかな世界に飛び込んだ時の戸惑いや違和感が、視聴者にとっても入り口になっている。
また、本作は単なるファッションドラマではなく、顧客の身体や心に寄り添う仕事の物語としても楽しめる。ランジェリーは外から見える服とは異なり、身につける人の内面や自信と深く結びつくものとして描かれる。そのため、タイトルの『アンダーウェア』には、下着そのものだけでなく、女性たちの内側にある本音や思いという意味も重ねられている。
Netflixとフジテレビが組んだ初期の日本オリジナルドラマとしても注目される作品であり、地上波ドラマとは異なる配信作品ならではの作り方も特徴のひとつである。銀座の高級ランジェリーメーカー、浅草での暮らし、職場での対立と成長など、現代日本の仕事と生活を海外視聴者にも伝わるビジュアルで見せている点も見どころだ。
