『恋はデジャ・ブ』とはどんな映画?あらすじ・キャスト・魅力まとめ

映画『恋はデジャ・ブ』(1993)を紹介&解説。


映画『恋はデジャ・ブ』概要

映画『恋はデジャ・ブ』は、ハロルド・ライミス監督が、同じ1日を何度も繰り返すことになった自己中心的な天気予報士の変化を描くファンタジー・コメディ。ペンシルベニア州パンクスタウニーで毎年2月2日に行われる“グラウンドホッグデー”の取材に向かった主人公が、タイムループの中で欲望、絶望、学びを経験しながら、他者への思いやりと人生の意味を見つめ直していく。主演はビル・マーレイ、共演にアンディ・マクダウェル、クリス・エリオット、スティーヴン・トボロウスキーら。

作品情報

日本版タイトル:『恋はデジャ・ブ』
原題:Groundhog Day
製作年:1993年
本国公開日:1993年2月12日
日本公開日:1993年10月2日
ジャンル:コメディ/ファンタジー/ロマンス
製作国:アメリカ
原作:無
上映時間:101分

監督:ハロルド・ライミス
脚本:ダニー・ルービン/ハロルド・ライミス
原案:ダニー・ルービン
製作:トレヴァー・アルバート/ハロルド・ライミス
製作総指揮:C・O・エリクソン
撮影:ジョン・ベイリー
編集:ペンブローク・J・ヘリング
作曲:ジョージ・フェントン
出演:ビル・マーレイアンディ・マクダウェル/クリス・エリオット/スティーヴン・トボロウスキー/ブライアン・ドイル=マーレイ/マリタ・ゲラーティ/アンジェラ・ペイトン
製作:コロンビア・ピクチャーズ
配給:コロンビア映画/コロンビア トライスター映画(日本)

あらすじ

テレビの天気予報士フィル・コナーズは、プロデューサーのリタ、カメラマンのラリーとともに、ペンシルベニア州パンクスタウニーで行われる“グラウンドホッグデー”の取材に向かう。仕事にも町にも不満を抱くフィルだったが、取材後に吹雪で足止めされ、翌朝目覚めると再び同じ2月2日が始まっていた。なぜか同じ日を繰り返すことになった彼は、最初こそ状況を自分勝手に利用するが、終わりの見えない時間の中で次第に自分自身と向き合い始める。

主な登場人物(キャスト)

フィル・コナーズ(ビル・マーレイ):ピッツバーグのテレビ局で働く天気予報士。皮肉屋で自己中心的な性格の持ち主で、地方取材を見下しているが、同じ1日を繰り返す中で生き方を変えていく。

リタ・ハンソン(アンディ・マクダウェル):フィルとともに取材に同行するプロデューサー。誠実で思いやりがあり、タイムループの中で変化していくフィルにとって重要な存在となる。

ラリー(クリス・エリオット):フィルとリタに同行するカメラマン。取材チームの一員としてパンクスタウニーを訪れ、フィルの皮肉や不機嫌さに振り回される。

ネッド・ライアーソン(スティーヴン・トボロウスキー):フィルの高校時代の同級生で、現在は保険セールスマン。毎朝のようにフィルの前に現れる、タイムループを象徴する印象的な人物。

バスター・グリーン(ブライアン・ドイル=マーレイ):パンクスタウニーで行われるグラウンドホッグデーの式典に関わる人物。町の行事を支える存在として登場する。

作品の魅力解説

本作の魅力は、単なるタイムループ・コメディにとどまらず、人生をどう生き直すかという普遍的なテーマを軽やかに描いている点にある。同じ1日を繰り返すという設定はシンプルだが、フィルの行動は欲望、退屈、絶望、学習、他者への献身へと段階的に変化し、観客は笑いながら彼の成長を追うことになる。

また、ビル・マーレイの皮肉と哀愁を併せ持つ演技が、物語に独特の奥行きを与えている。はじめは嫌な人物として登場するフィルが、少しずつ周囲の人々に目を向け、自分の時間を他者のために使い始める過程は、ロマンス以上に人間的な再生の物語として響く。タイムループ映画の代表作として後続作品に大きな影響を与えた点でも、現在なお語り継がれる1本である。

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