『ズートピア3』(仮題)の初期開発が始まり、シリーズ初の鳥類キャラクターも登場する。
現地時間8月14日(金)、米カリフォルニア州アナハイムで開催されたディズニーのファンイベント「D23:アルティメット・ディズニーファン・イベント」で、映画『ズートピア3』(仮題)が初期開発段階にあることが発表された。
世界興行収入約19億ドルを記録した『ズートピア2』に続き、ウサギの警察官ジュディ・ホップスたちが暮らす大都市ズートピアの物語が、再びスクリーンへ帰ってくる。さらに第3作では、シリーズで初めて鳥類のキャラクターが本格的に登場することも明らかになった。
『ズートピア3』(仮題)が初期開発、鳥類も登場へ
発表が行われたのは、D23の「ディズニー・エンターテインメント・ショーケース」。『ズートピア2』でジュディの声を担当したジニファー・グッドウィンと、ヘビのゲイリー・ダ・スネーク役を務めたキー・ホイ・クァンが進行を担当し、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオのCCOであるジャレド・ブッシュも登壇した。
3人は、『ズートピア3』(仮題)がスタジオで正式に初期開発へ入っていることを明かし、来場者に向けて特別に制作された映像を上映した。
ディズニー・アニメーションは公式SNSを通じて、「ウサギとヘビが帰ってくる……しかも『ズートピア3』には、羽根のある空飛ぶ仲間たちもやってくる!」と投稿。ジュディとゲイリーの再登場に加え、新たに鳥類のキャラクターが物語へ加わることを予告した。
現時点では鳥類のキャラクターに関する具体的な設定や、物語における役割は明らかにされていない。監督や主要キャスト、公開時期についても後日発表される予定となっている。
『ズートピア2』の羽根が予告していた鳥類の存在
2025年公開の『ズートピア2』では、警察官となったニック・ワイルドがジュディと正式な捜査官バディを結成。ズートピアに突如現れたヘビのゲイリーを追うなかで、都市から爬虫類が姿を消した理由と、その歴史に隠された巨大な謎へ迫った。
同作のエンドクレジット後には、ジュディの部屋の窓辺に1枚の羽根が舞い落ちる場面が登場。哺乳類と爬虫類に続き、第3作では鳥類が物語の中心に加わるのではないかと注目を集めていた。
今回の発表によって、この羽根が『ズートピア3』(仮題)に登場する鳥類を予告したものだったことが、事実上明らかになった形だ。哺乳類だけで構成されていた第1作、爬虫類の歴史へ踏み込んだ第2作に続き、第3作ではズートピアの世界がさらに大きく広がることになる。
世界興収19億ドルを記録した人気シリーズ
シリーズ第1作『ズートピア』は2016年に公開され、世界興行収入10億ドルを突破。第89回アカデミー賞では長編アニメーション賞を受賞し、2022年には街の住民たちに焦点を当てた短編アニメシリーズ「ズートピア+」がDisney+で配信された。
9年ぶりの長編映画となった『ズートピア2』は、公開から5日間で世界興行収入5億5950万ドルを記録。公開当時、アニメーション映画として史上最大の世界オープニング成績を樹立し、全作品を含めても史上4位の世界オープニングとなった。
その後、世界興行収入は約19億ドルに達し、MPA加盟スタジオが製作したアニメーション映画として歴代最高興収を記録。第98回アカデミー賞の長編アニメーション賞にもノミネートされた。
哺乳類、爬虫類に続いて鳥類まで加わる『ズートピア3』(仮題)。新たな動物たちの登場によって、ズートピアの社会や歴史がどのように描き直されるのか、今後の発表が待たれる。
