ラモーンズは、アメリカ出身のパンク・ロックバンド。
1974年にニューヨークのクイーンズ区フォレスト・ヒルズで結成され、短く高速な楽曲、シンプルなコード進行、ジョニー・ラモーンのダウンストロークを主体としたギター、ジョーイ・ラモーンの独特なボーカルを組み合わせたスタイルで、ニューヨーク・パンクを代表する存在となった。「Blitzkrieg Bop」、「Sheena Is a Punk Rocker」、「I Wanna Be Sedated」などで広く知られ、後のパンク・ロックやオルタナティブ・ロックに大きな影響を与えている。
ラモーンズ プロフィール(基本情報)
名前:ラモーンズ(Ramones)
結成:1974年
出身地:アメリカ|ニューヨーク州ニューヨーク市クイーンズ区フォレスト・ヒルズ
活動期間:1974年〜1996年
ジャンル:パンク・ロック、ロックンロール
職業:ロックバンド
代表作:『Ramones』、『Rocket to Russia』、『Road to Ruin』/「Blitzkrieg Bop」、「Sheena Is a Punk Rocker」、「I Wanna Be Sedated」
オリジナルメンバー:ジョーイ・ラモーン(ボーカル)、ジョニー・ラモーン(ギター)、ディー・ディー・ラモーン(ベース、ボーカル)、トミー・ラモーン(ドラム)
歴代メンバー:マーキー・ラモーン(ドラム)、リッチー・ラモーン(ドラム、ボーカル)、エルヴィス・ラモーン(ドラム/クレム・バーク)、C・J・ラモーン(ベース、ボーカル)
・1974年にジョーイ・ラモーン、ジョニー・ラモーン、ディー・ディー・ラモーン、トミー・ラモーンの4人で結成。同年8月にはニューヨークのCBGBに出演し、テレヴィジョンやブロンディ、パティ・スミスらとともに同地の新しいロック・シーンを形成していった。
・1975年にサイアー・レコードと契約し、1976年にデビュー・アルバム『Ramones』を発表。「Blitzkrieg Bop」、「Beat on the Brat」、「Judy Is a Punk」など、短くシンプルな楽曲を高速で演奏するスタイルを確立した。同年のイギリス公演は、セックス・ピストルズやザ・クラッシュをはじめとするロンドンのパンク・シーンにも大きな刺激を与えた。
・1978年にトミーが演奏メンバーから離れ、マーキー・ラモーンが加入。1983年にはマーキーに代わってリッチー・ラモーンが加入し、1987年のリッチー脱退後にはブロンディのクレム・バークが「エルヴィス・ラモーン」として2公演のみ参加した。その後マーキーが復帰している。
・1989年には創設メンバーのディー・ディーが脱退し、C・J・ラモーンが加入。以降はジョーイ、ジョニー、マーキー、C・Jの編成で解散まで活動した。ディー・ディーは脱退後もラモーンズへの楽曲提供を続けている。
・22年間の活動で14枚のスタジオ・アルバムを発表し、世界各地で2,263公演を行った。1996年にはLollapaloozaに参加した後、8月6日にハリウッドのThe Palaceで最後の公演を行い解散した。
・2002年にロックの殿堂入り。2011年にはレコーディング・アカデミーからグラミー特別功労賞生涯業績賞を授与された。オリジナルメンバーはジョーイが2001年、ディー・ディーが2002年、ジョニーが2004年、トミーが2014年に死去している。
ラモーンズ 作品一覧
スタジオ・アルバム
- 『Ramones』(1976)
- 『Leave Home』(1977)
- 『Rocket to Russia』(1977)
- 『Road to Ruin』(1978)
- 『End of the Century』(1980)
- 『Pleasant Dreams』(1981)
- 『Subterranean Jungle』(1983)
- 『Too Tough to Die』(1984)
- 『Animal Boy』(1986)
- 『Halfway to Sanity』(1987)
- 『Brain Drain』(1989)
- 『Mondo Bizarro』(1992)
- 『Acid Eaters』(1993)
- 『¡Adios Amigos!』(1995)
ライブ・アルバム
- 『It’s Alive』(1979)
- 『Loco Live』(1991)
- 『Greatest Hits Live』(1996)
- 『We’re Outta Here!』(1997):1996年8月6日に行われたラスト・コンサートを収録
主要コンピレーション/ボックスセット
- 『Ramones Mania』(1988)
- 『All the Stuff (And More!) Volume 1』(1990)
- 『All the Stuff (And More!) Volume 2』(1990)
- 『Hey! Ho! Let’s Go: The Anthology』(1999)
- 『Weird Tales of the Ramones』(2005)
主な楽曲
- 「Blitzkrieg Bop」(1976):『Ramones』収録
- 「Beat on the Brat」(1976):『Ramones』収録
- 「Judy Is a Punk」(1976):『Ramones』収録
- 「I Wanna Be Your Boyfriend」(1976):『Ramones』収録
- 「Now I Wanna Sniff Some Glue」(1976):『Ramones』収録
- 「Gimme Gimme Shock Treatment」(1977):『Leave Home』収録
- 「Pinhead」(1977):『Leave Home』収録
- 「Sheena Is a Punk Rocker」(1977):『Rocket to Russia』収録
- 「Rockaway Beach」(1977):『Rocket to Russia』収録
- 「Teenage Lobotomy」(1977):『Rocket to Russia』収録
- 「Do You Wanna Dance?」(1977):『Rocket to Russia』収録
- 「I Wanna Be Sedated」(1978):『Road to Ruin』収録
- 「I Just Want to Have Something to Do」(1978):『Road to Ruin』収録
- 「Rock ‘n’ Roll High School」(1979):映画『ロックンロール・ハイスクール』関連楽曲
- 「Do You Remember Rock ‘n’ Roll Radio?」(1980):『End of the Century』収録
- 「The KKK Took My Baby Away」(1981):『Pleasant Dreams』収録
- 「Psycho Therapy」(1983):『Subterranean Jungle』収録
- 「Too Tough to Die」(1984):『Too Tough to Die』収録
- 「Bonzo Goes to Bitburg」(1985):のちに「My Brain Is Hanging Upside Down (Bonzo Goes to Bitburg)」として『Animal Boy』に収録
- 「Something to Believe In」(1986):『Animal Boy』収録
- 「I Wanna Live」(1987):『Halfway to Sanity』収録
- 「Pet Sematary」(1989):『Brain Drain』収録。映画『ペット・セメタリー』のために制作された楽曲
- 「Merry Christmas (I Don’t Want to Fight Tonight)」(1989):『Brain Drain』期の楽曲
- 「Poison Heart」(1992):『Mondo Bizarro』収録
- 「Strength to Endure」(1992):『Mondo Bizarro』収録
- 「I Don’t Want to Grow Up」(1995):『¡Adios Amigos!』収録
映画・映像作品
- 『ザ・ブランク・ジェネレーション』(1976):出演。ニューヨークの初期パンク・シーンを記録したライブ・ドキュメンタリー
- 『ロックンロール・ハイスクール』(1979):出演、音楽。ラモーンズ本人役として物語にも登場
- 『ライフスタイルズ・オブ・ザ・ラモーンズ』(1990):出演。ミュージックビデオ、インタビューなどを収録した映像作品
- 『We’re Outta Here!(原題)』(1997):出演。バンドの歴史と1996年のラスト・コンサートを収録したドキュメンタリー/ライブ映像作品
- 『Ramones – Around the World(原題)』(1998):出演。マーキー・ラモーンらが撮影したツアーや舞台裏の映像を中心とするドキュメンタリー
- 『The Ramones and I(原題)』(2002):出演。1977年の未公開ライブ映像などを使用した短編ドキュメンタリー
- 『END OF THE CENTURY エンド・オブ・ザ・センチュリー』(2003):出演。歴代メンバーへのインタビューやライブ映像などを通じてバンドの歴史を追ったドキュメンタリー
- 『RAMONES RAW』(2004):出演。マーキーが撮影していたツアーや舞台裏の映像、ライブ、TV出演などで構成されたドキュメンタリー
- 『TOO TOUGH TO DIE』(2006):トミー・ラモーン、マーキー・ラモーン、C・J・ラモーンらが出演。ラモーンズ結成30周年記念ライブとジョニー・ラモーンへのトリビュートを記録したドキュメンタリー
- 『イッツ・アライヴ 1974-1996』(2007):出演。1974年から1996年までの世界各地でのライブ・パフォーマンスをまとめた映像作品
TVシリーズ
- 「ザ・シンプソンズ」(1993):シーズン5第4話「Rosebud」にジョーイ・ラモーン、ジョニー・ラモーン、C・J・ラモーン、マーキー・ラモーンが本人役で声の出演
- 「Space Ghost Coast to Coast」(1994):シーズン1第5話「Bobcat」にラモーンズとしてゲスト出演
