トーキング・ヘッズは、アメリカ出身のロックバンド。
1970年代後半のニューヨーク・パンク/ニューウェーブ・シーンから登場し、「Psycho Killer」「Once in a Lifetime」「Burning Down the House」などで広く知られる。パンクの簡潔さにファンク、アフロビート、ポリリズム、アートロックなどを融合させた実験的なサウンドと、デヴィッド・バーンの独特なボーカルや舞台表現によって後世のオルタナティブ・ロックに大きな影響を与えた。
トーキング・ヘッズ プロフィール(基本情報)
名前:トーキング・ヘッズ(Talking Heads)
結成:1975年
出身地:アメリカ|ニューヨーク州ニューヨーク
活動期間:1975年〜1991年
ジャンル:ニューウェーブ、ポストパンク、アートロック、ファンク、ダンスロック
メンバー:デヴィッド・バーン(ボーカル、ギター)、クリス・フランツ(ドラム)、ティナ・ウェイマス(ベース)、ジェリー・ハリソン(キーボード、ギター)
代表作:『Remain in Light』、『Speaking in Tongues』、『Stop Making Sense』
・デヴィッド・バーン、クリス・フランツ、ティナ・ウェイマスを中心に1975年、ニューヨークで結成。同年にCBGBでラモーンズのオープニングアクトを務め、ニューヨークのパンク/ニューウェーブ・シーンで活動を本格化させた。
・1977年までに元モダン・ラヴァーズのジェリー・ハリソンが加わり、同年にデビューアルバム『Talking Heads: 77』を発表。「Psycho Killer」などによって注目を集めた。
・ブライアン・イーノをプロデューサーに迎えた『More Songs About Buildings and Food』、『Fear of Music』、『Remain in Light』では、ファンクやアフリカ音楽、電子音楽、ポリリズムを取り込み、ニューウェーブの枠を超えた独自のサウンドを確立。「Take Me to the River」「Life During Wartime」「Once in a Lifetime」などが代表曲となった。
・1983年の『Speaking in Tongues』からは「Burning Down the House」が全米Billboard Hot 100で9位を記録し、バンド唯一の全米トップ10シングルとなった。同作のツアーはジョナサン・デミ監督によって撮影され、コンサート映画『ストップ・メイキング・センス』として公開された。
・1985年の『Little Creatures』では「And She Was」「Road to Nowhere」、1986年の『True Stories』では「Wild Wild Life」などを発表。『True Stories』はバーンが監督・脚本・出演した映画『デイヴィッド・バーンのトゥルー・ストーリー』と連動した作品で、クリス・フランツ、ティナ・ウェイマス、ジェリー・ハリソンも映画にカメオ出演している。
・1988年の『Naked』を最後に新作アルバムの制作が途絶え、1991年に解散。2002年にはロックの殿堂入りを果たし、授賞式で4人が再集結して「Psycho Killer」「Life During Wartime」「Burning Down the House」「Take Me to the River」を披露した。
・2023年にはA24による『ストップ・メイキング・センス』4Kレストア版の公開に合わせ、デヴィッド・バーン、クリス・フランツ、ティナ・ウェイマス、ジェリー・ハリソンの4人が21年ぶりに公の場へ揃って登場。演奏活動の再開には至っていないものの、その後もアルバムのスーパー・デラックス版や未発表音源などのアーカイブ展開が続いている。
トーキング・ヘッズ 作品一覧
スタジオアルバム
- 『Talking Heads: 77』(1977)
- 『More Songs About Buildings and Food』(1978)
- 『Fear of Music』(1979)
- 『Remain in Light』(1980)
- 『Speaking in Tongues』(1983)
- 『Little Creatures』(1985)
- 『True Stories』(1986)
- 『Naked』(1988)
ライブアルバム
- 『The Name of This Band Is Talking Heads』(1982)
- 『Stop Making Sense』(1984)
- 『Live at WCOZ 77』(2024)
- 『Live on Tour ’78』(2025)
主なコンピレーションアルバム
- 『Once in a Lifetime: The Best of Talking Heads』(1992)
- 『Popular Favorites 1976–1992: Sand in the Vaseline』(1992)
- 『Once in a Lifetime』(2003)
- 『The Best of Talking Heads』(2004)
- 『Talking Heads』(2005)
- 『Bonus Rarities and Outtakes』(2006)
- 『The Collection』(2007)
- 『Same as It Ever Was』(2009)
- 『Essential』(2011)
- 『Tentative Decisions: Demos & Live』(2025)
映画
- 『ストップ・メイキング・センス』(1984):出演、音楽
- 『デイヴィッド・バーンのトゥルー・ストーリー』(1986):デヴィッド・バーン出演、クリス・フランツ/ティナ・ウェイマス/ジェリー・ハリソンがカメオ出演、音楽
TVシリーズ・TV番組
- 「The Old Grey Whistle Test」(1978):音楽ゲストとして出演
- 「Saturday Night Live」(1979):シーズン4第11話「Cicely Tyson/Talking Heads」に音楽ゲストとして出演、「Take Me to the River」「Artists Only」を披露
- 「American Bandstand」(1979):出演、「Take Me to the River」「Thank You for Sending Me an Angel」を披露
- 「The South Bank Show」(1979):シーズン3第4話「Talking Heads/School Choirs Competition」に出演
- 「Late Night with David Letterman」(1983):音楽ゲストとして出演、「Burning Down the House」「I Zimbra」を披露
TVスペシャル
- 「Talking Heads: The Name of This Programme Is Once in a Lifetime」(1984):出演
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