マーティン・ブライアントとは? 関連作品一覧・基本情報・ニュース記事【映画リスト】

マーティン・ブライアントとは? 関連作品一覧・基本情報・ニュース記事【映画リスト】 Database - People
マーティン・ブライアントとは?

マーティン・ブライアントは、オーストラリア出身の犯罪者。

1996年4月、タスマニア州ポート・アーサーとその周辺で35人を殺害、23人を負傷させたポート・アーサー銃乱射事件を起こした人物。事件はオーストラリア社会に大きな衝撃を与え、その直後には半自動小銃などの規制を含む全国的な銃規制改革が進められた。ブライアントと事件に至るまでの日々は、ジャスティン・カーゼル監督の映画『ニトラム/NITRAM』の題材となっている。

マーティン・ブライアント プロフィール(基本情報)

名前:マーティン・ブライアント(Martin Bryant/Martin John Bryant)
生年月日:1967年5月7日(59歳)
出身地:オーストラリア|タスマニア州ホバート
職業:庭師、便利屋など(過去)
関連作品:『ニトラム/NITRAM』
・1967年5月7日、タスマニア州ホバートに生まれる。学校生活では学習面・行動面で問題を抱え、特別支援教育を受けた。1984年に障害年金の受給資格を検討するため精神科医の診察を受け、知的障害とパーソナリティ上の問題が指摘された。なお、後年広まった「統合失調症」とする説明については、当時の診断内容が誤って伝わったもので、裁判に提出された精神医学的評価では統合失調症と診断されていなかったことが確認されている。
・学校を離れた後は障害年金を受給する一方、庭仕事や便利屋のような仕事も行っていた。その過程で資産家ヘレン・ハーヴェイと知り合い、庭師・便利屋として働いたのち親しい関係となる。ハーヴェイが1992年に死亡すると、その不動産や資産の一部を相続した。
・1996年4月28日、タスマニア州ポート・アーサーの史跡地区および周辺で銃撃を行い、35人を殺害、23人を負傷させた。事件翌朝に身柄を拘束され、その後35件の殺人を含む多数の罪で起訴された。
・当初は無罪を主張したが、1996年11月に起訴された全罪状について有罪を認めた。同月、35件の殺人それぞれについて仮釈放なしの終身刑を言い渡され、その他の罪についても仮釈放を認めない刑が科された。
・事件を受け、当時のジョン・ハワード政権と各州・準州政府は1996年5月に全国銃器協定(National Firearms Agreement)で合意。半自動小銃などへの規制、銃器の登録・免許制度、買い戻し制度など、オーストラリアの銃規制を大幅に強化する契機となった。
・2021年にはジャスティン・カーゼル監督が事件に至るまでのブライアントをモデルにした映画『ニトラム/NITRAM』を発表。主人公の名前は「ニトラム」とされ、Martinを逆から読んだ名称が用いられている。ケイレブ・ランドリー・ジョーンズが主人公を演じ、第74回カンヌ国際映画祭で主演男優賞を受賞した。

マーティン・ブライアントを題材・モデルにした作品一覧

映画

  • 『ニトラム/NITRAM』(2021):モデル。マーティン・ブライアントをモデルとする主人公“ニトラム”をケイレブ・ランドリー・ジョーンズが演じ、ポート・アーサー事件に至るまでの日々を描く。

ドキュメンタリー/テレビシリーズ

  • 『Crimes That Shook Australia(原題)』「The Port Arthur Tragedy」(2014):題材。ブライアントによるポート・アーサー事件と、その後の銃規制改革を取り上げたドキュメンタリーエピソード。
  • 『Sunday Night(原題)』「Port Arthur」(2016):題材。事件発生から20年の節目に、ブライアントの人物像や事件後の捜査資料、関係者の証言などを取り上げた特集。
  • 『I Was Actually There(原題)』「Port Arthur Massacre」(2024):題材。事件の生存者や現場に居合わせた人々、初動対応にあたった関係者らの証言を通してポート・アーサー事件を振り返るドキュメンタリー。

cula をもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む