ジョン・ウェイン・ゲイシーは、アメリカの連続殺人犯。
1972年から1978年にかけて、イリノイ州シカゴ近郊で少年や若い男性33人を殺害したとして有罪判決を受けた。建設会社を経営し、地域社会や政治活動にも関わる一方、道化師「ポゴ」に扮して地域のイベントなどに参加していたことから、後に「キラー・クラウン(殺人ピエロ)」の異名で広く知られるようになった。1978年に逮捕され、1980年に死刑判決を受け、1994年に刑が執行された。
ジョン・ウェイン・ゲイシー プロフィール(基本情報)
名前:ジョン・ウェイン・ゲイシー(John Wayne Gacy)
生年月日:1942年3月17日
没年月日:1994年5月10日(52歳没)
出身地:アメリカ|イリノイ州シカゴ
職業:建設業者
別名:キラー・クラウン(Killer Clown)
被害者数:33人
代表的な題材作品:『ジョン・ゲイシー』、『殺人鬼との対談: ジョン・ウェイン・ゲイシーの場合』、『殺人鬼ジョン・ゲイシー~仮面を被った悪魔~』
・シカゴで生まれ育ち、1960年代にはアイオワ州ウォータールーへ移住。飲食店のマネージャーなどを務めたが、1968年に未成年の少年に対する性犯罪で有罪となり、懲役10年を言い渡された。約18カ月で仮釈放され、シカゴへ戻っている。
・シカゴ近郊では建設会社PDM Contractorsを経営。地域の政治活動や市民活動にも参加し、表向きは実業家、地域社会の一員として生活していた。
・道化師のクラブにも参加し、「ポゴ・ザ・クラウン」「パッチズ・ザ・クラウン」というキャラクターを作って地域行事などに出演。その経歴が事件発覚後に大きく報道され、「キラー・クラウン」の異名が定着した。
・1972年から1978年にかけて少年や若い男性を相次いで殺害。1978年12月、15歳のロバート・ピーストの失踪事件を捜査していた警察がゲイシーを追及し、自宅敷地内などから多数の遺体が発見された。
・1980年、33件の殺人について有罪判決を受け、死刑を宣告された。その後も死刑囚として収監され、1994年5月10日にイリノイ州のステートビル刑務所で薬物注射による死刑が執行された。
ジョン・ウェイン・ゲイシーを題材・モデルにした作品一覧
映画・テレビ映画
- 『To Catch a Killer(原題)』(1992):ゲイシーが逮捕されるまでの捜査を中心に描いたテレビ映画。ブライアン・デネヒーがゲイシーを演じた
- 『ジョン・ゲイシー』(2003):ゲイシーとその犯罪を題材にした犯罪映画。マーク・ホルトンがゲイシーを演じた
- 『Dear Mr. Gacy(原題)』(2010):犯罪学を学ぶ学生ジェイソン・モスが、死刑囚だったゲイシーと文通を始めた実話を基にした映画。ウィリアム・フォーサイスがゲイシーを演じた
- 『パラノーマル・エンティティ2』(2010):ゲイシーの旧宅跡を舞台に、超常現象の調査チームが恐怖に巻き込まれるという設定のファウンド・フッテージ・ホラー。事件の再現ではなく、ゲイシー事件を物語上のモチーフとして使用している
ドラマ・ドキュメンタリーシリーズ
- 『John Wayne Gacy: Devil in Disguise(原題)』(2021):ゲイシー本人の音声や事件関係者の証言を通して、その犯罪や捜査、裁判、その後に残された疑問を検証する全6話のドキュメンタリーシリーズ
- 『The Clown and the Candyman(原題)』(2021):ジョン・ウェイン・ゲイシーと、「キャンディマン」の異名を持つ連続殺人犯ディーン・コールの事件を並行して検証する全4話のドキュメンタリーシリーズ
- 『殺人鬼との対談: ジョン・ウェイン・ゲイシーの場合』(2022):ゲイシーへのインタビューを収録した未公開音声テープなどを軸に、その生い立ちから犯罪、捜査、裁判までを追ったNetflixの全3話のドキュメンタリーシリーズ
- 『殺人鬼ジョン・ゲイシー~仮面を被った悪魔~』(2025):ゲイシーによる事件と捜査、裁判、死刑執行までを、被害者やその家族、捜査関係者らの視点も交えて描いた全8話のドラマシリーズ。マイケル・チャーナスがゲイシーを演じた
