ダヴ・キャメロンが“変わった”との声に反論。
ダヴ・キャメロンが、自身の変化をめぐる批判に応じた。ディズニー・チャンネルでブレイクした頃と比べ「輝きを失った」とする声に対し、成長は自然なことだと説明している。現地時間2月22日に掲載された米『ザ・ハリウッド・リポーター』誌のインタビューで、彼女が率直な思いを語っている。
「ディズニー時代の輝き」との表現にダヴ・キャメロンが感じる違和感
『うわさのツインズ リブとマディ』で10代にして注目を浴び、『ディセンダント』シリーズでも活躍したダヴ・キャメロンは、現在30歳。音楽活動やPrime Videoの新作シリーズ『56日間』への出演など、活動の幅を広げている。一方で、かつての姿と現在を比較する声はいまも少なくない。
「私の名前を聞いて、19歳の頃の、プラチナブロンドでカメラに向かって笑っていた私を思い浮かべる人は常に大勢いるだろうね」と彼女は語る。しかし、「30歳の女性として、18歳・19歳みたいにふるまっていたら、そっちの方がおかしいと思う」と続け、年齢を重ねること自体が変化の理由であると強調した。
さらにTikTok上で拡散される過去との比較動画にも言及し、「違いなんてヘアカラーと、あとは30歳になったってことだけ」と指摘。「中身は全く同じ人間だよ」と語り、外見の変化と内面の本質は別物であるとの立場を示した。
他人の記憶の中にある“ダヴ”という存在
現在の姿が過去と異なると受け取られることについて、ダヴはそれを否定しきろうとはしていない。「確かに、私のことを子役スターとして見続けている人は常にいると思うよ」と語り、一定の固定的なイメージが存在することを認めている。
しかし彼女は、「それを不幸だとは思わないな。それがその人たちの現実なんだよね」と続ける。そして、自身の内面と他者の認識を切り分ける姿勢を示した。
「私への他人の見方が、私という人間とは無関係だって気づいたのはずっと前のことだよ」と語りつつ、「その人たちの頭の中にある私のイメージって、自分たちの子ども時代からきていて、それが美しい思い出になってるんだ」とも説明する。
そこには、過去のイメージにとらわれる人々を否定するのではなく、それぞれの記憶として尊重する視点がある。彼女にとって問題なのは、他人の記憶そのものではなく、それが現在の自分を規定するものだと決めつけられることである。
急激な決別ではなく、自然な成長の延長線上に
ディズニー時代のイメージからの転換についても、キャメロンは劇的な“決別”があったわけではないと説明する。
「私がブレイクした方法は、実はブレイクしようとしなかったことなんだよね」と語り、「『さあ、これから大人であることを見せてやる』っていう大きな瞬間は、特になかったよ」と振り返った。
意図的にイメージを塗り替えようとしたのではなく、年齢を重ねる中で自然に表現も変化していったという立場だ。「何かしらの形で活動を続けて、自然に年齢を重ねるにつれて、今やりたいことへの直感に従い続けていれば、自分の作品も一緒に成長していくと思っていたんだ」と語るように、彼女にとって変化は連続的なものだった。
音楽活動もその延長線上にある。2023年にデビューEP『Alchemical: Volume 1』を発表した彼女は、「音楽が大きな役割を果たしたんだと思う」としつつも、「子ども向けの会社(ディズニー)を代表する立場ではなくなったから、自分が書きたい音楽を書いただけなんだよね」と説明する。
「急激な変化じゃなかった」「0から100になったわけじゃない」と付け加えた言葉は、過去との断絶ではなく、自然な成長の積み重ねで現在に至ったという彼女の姿勢を象徴している。
