マーベル映画『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』に総勢28名のヒーローたちが集結
マーベル・スタジオは現地時間3月26日(木)、2026年5月1日公開予定の映画『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』の全キャストを発表した。クリス・ヘムズワース、アンソニー・マッキー、フローレンス・ピューら旧作からの継続キャストに加え、X-MENシリーズからはパトリック・スチュワート、イアン・マッケランらが参加。さらに、ロバート・ダウニー・Jr.が今回はヴィランのドクター・ドゥーム役として登場することも改めて確認された。
水曜日から始まったライブストリームで明らかになった今回の発表は、2019年公開の『アベンジャーズ/エンドゲーム』以来、実に6年ぶりとなるアベンジャーズチームの集結を意味している。ルッソ兄弟が監督に復帰する本作では、これまでのMCU作品に登場したキャラクターたちが一堂に会するほか、X-MENシリーズからの参加者も多数含まれており、マーベル映画史上最大規模のクロスオーバー作品となることが期待されている。
【動画】『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』キャスト発表
アイアンマンがヴィランに? ダウニー・Jr.のドゥーム役が話題に
本作の最大のサプライズは、昨年7月のサンディエゴ・コミコンにて発表されたドクター・ドゥーム役だ。ロバート・ダウニー・Jr.がアイアンマン/トニー・スタークではなく、マーベル屈指の悪役ドクター・ドゥームとして戻ってくる。2019年の『アベンジャーズ/エンドゲーム』でアイアンマンが命を落としたことで、ダウニー・Jr.のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)での役目は終わったと思われていた。しかしサンディエゴ・コミコンにて、彼はヴィクター・フォン・ドゥーム/ドクター・ドゥーム役を演じることを発表。「新しいマスク、同じ任務」と語り、会場を沸かせた。
MCU復帰組としては、クリス・ヘムズワース(ソー役)、アンソニー・マッキー(サム・ウィルソン/キャプテン・アメリカ役)、セバスチャン・スタン(バッキー・バーンズ/ウィンター・ソルジャー役)、ポール・ラッド(スコット・ラング/アントマン役)らがカムバック。マッキーは先月公開された『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』でキャプテン・アメリカとしてデビューしている。また、『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』でレティーシャ・ライトが演じるシュリやウィンストン・デューク演じるエムバク、さらにトム・ヒドルストン演じるロキも再登場する。
話題沸騰! X-MENメンバーのサプライズ参加が明らかに
今回の発表で最も衝撃的だったのは、多数の「X-MEN」シリーズスターたちの参加だ。パトリック・スチュワート演じるプロフェッサーX/チャールズ・エグゼビアは、『LOGAN/ローガン』と『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』の両方で死亡したはずだったが、再び登場することになる。さらに、『X-MEN:フューチャー&パスト』以来となるイアン・マッケランのマグニートー役、『マーベルズ』のポストクレジットシーンに登場したケルシー・グラマーのビースト役も復活。
『X-MEN2』からアラン・カミング(ナイトクロウラー役)、ジェームズ・マースデン(サイクロップス役)、『デッドプール&ウルヴァリン』にも登場したチャニング・テイタム(ガンビット役)、そしてジェニファー・ローレンスに役を引き継がれる前にミスティーク役を演じたレベッカ・ローミンも参加することが明らかになった。
注目の新顔たち! 「ファンタスティック・フォー」と「サンダーボルツ*」のメンバーも集結
MCUの新たな顔ぶれも「アベンジャーズ」チームに加わることが発表された。今夏公開予定の「ザ・ファンタスティック・フォー:ファースト・ステップ」からペドロ・パスカル(ミスター・ファンタスティック/リード・リチャーズ役)、ヴァネッサ・カービー(インビジブル・ウーマン/スー・ストーム役)、ジョセフ・クイン(ヒューマン・トーチ/ジョニー・ストーム役)、エボン・モス=バクラック(ザ・シング/ベン・グリム役)が参戦する。
5月2日公開予定の「サンダーボルツ*」からはフローレンス・ピュー(エレーナ・ベロワ/ブラック・ウィドウ役)、デヴィッド・ハーバー(レッド・ガーディアン/アレクセイ役)、ワイアット・ラッセル(U.S.エージェント/ジョン・ウォーカー役)、ハナ・ジョン=カーメン(ゴースト/エイヴァ・スター役)、そして謎めいたキャラクター「ボブ」を演じるルイス・プルマンも参加する。
さらに、「シャン・チー/テン・リングスの伝説」の主人公を演じたシム・リウや、「ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー」で海底の敵対者ネイモアを演じたテノッチ・ウエルタ・メヒアも出演。「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」で新ファルコンとなったダニー・ラミレス(ホアキン・トレス役)も加わり、総勢28名という過去最大規模のアンサンブルキャストが実現することになった。
ルッソ兄弟が帰還! 2026年5月の公開へカウントダウン開始
「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」の監督には、「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」「シビル・ウォー」、そして「アベンジャーズ」シリーズの前2作を手掛けたジョー・ルッソとアンソニー・ルッソが再び起用された。ルッソ兄弟は「インフィニティ・ウォー」と「エンドゲーム」で空前の成功を収めており、今回も彼らの手腕によって壮大なクロスオーバー作品が期待される。
「アベンジャーズ」チームが最後にスクリーンに集結したのは2019年の『アベンジャーズ/エンドゲーム』で、サノス(ジョシュ・ブローリン)を倒した時だった。その作品ではダウニー・Jr.のアイアンマン、クリス・エヴァンスのキャプテン・アメリカ、スカーレット・ヨハンソンのブラック・ウィドウが退場となった。それ以来、MCUはシム・リウのシャン・チー、レティーシャ・ライトのブラックパンサー、エターナルズなど新たなキャラクターを次々と導入してきた。
「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は2026年5月1日に世界公開予定。その前に「サンダーボルツ*」(2025年5月2日)、「ファンタスティック・フォー:ファースト・ステップ」(2025年7月25日)が公開され、MCUの壮大な物語はさらに広がりを見せていく。
発表キャスト一覧(想定されるキャラクター)
・クリス・ヘムズワース(ソー)
・ヴァネッサ・カービー(インビジブル・ウーマン/スー・ストーム(ファンタスティック・フォー))
・アンソニー・マッキー(キャプテン・アメリカ/サム・ウィルソン)
・セバスチャン・スタン(ウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ)
・レティーシャ・ライト(ブラックパンサー/シュリ)
・ポール・ラッド(アントマン/スコット・ラング)
・ワイアット・ラッセル(U.S. エージェント/ジョン・ウォーカー(サンダーボルツ*))
・テノッチ・ウエルタ・メヒア(ネイモア)
・エボン・モス=バクラック(ザ・シング/ベン・グリム(ファンタスティック・フォー))
・シム・リウ(シャン・チー)
・フローレンス・ピュー(ブラック・ウィドウ/エレーナ・ベロワ(サンダーボルツ*))
・ケルシー・グラマー(ビースト(X-MEN))
・ルイス・プルマン(セントリー/ボブ(サンダーボルツ*))
・ダニー・ラミレス(ファルコン/ホアキン・トレス)
・ジョセフ・クイン(ヒューマン・トーチ/ジョニー・ストーム(ファンタスティック・フォー))
・デヴィッド・ハーバー(レッド・ガーディアン/アレクセイ(サンダーボルツ*))
・ウィンストン・デューク(エムバク)
・ハナ・ジョン=カーメン(ゴースト/エイヴァ・スター(サンダーボルツ*))
・トム・ヒドルストン(ロキ)
・パトリック・スチュワート(プロフェッサーX/チャールズ・エグゼビア(X-MEN))
・イアン・マッケラン(マグニートー/エリック・レーンシャー(X-MEN))
・アラン・カミング(ナイトクロウラー/カート・ワグナー(X-MEN))
・レベッカ・ローミン(ミスティーク/レイブン・ダークホルム(X-MEN))
・ジェームズ・マースデン(サイクロップス/スコット・サマーズ(X-MEN))
・チャニング・テイタム(ガンビット/レミー・ルポー(X-MEN))
・ペドロ・パスカル(ミスター・ファンタスティック/リード・リチャーズ(ファンタスティック・フォー))
・ロバート・ダウニー・Jr.(ドクター・ドゥーム)
