ピーチ姫役のアニャ・テイラー=ジョイが声優初体験の過酷さを明かした。
アニャ・テイラー=ジョイが3月19日、『Late Night with Seth Meyers』に出演し、アニメ映画『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』の収録現場について語った。キャラクターボイスを担当した経験を振り返る中で、初めてのセッションでは想像以上の負荷に直面し、「初めてやったときは吐いた」と明かしている。
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ピーチ姫役の初収録で「吐いた」アニャ・テイラー=ジョイ:想像以上の体力消耗
声優としての初収録について、アニャは「すごく楽しいよ」としながらも、その過酷さに言及した。「どれだけ体力を消耗するか全然わかってなくて」と振り返り、「ずっと叫び続けるんだ」と収録の実態を説明。そのうえで、「たしか初めてやったときに吐いたよ」と明かしている。
また、収録に臨む際には水分補給を徹底していたといい、十分な準備を整えたうえでも、なお負荷の大きい作業であったことがうかがえる。
「エフォーツ」とは何か-30分叫び続けるアクション音の収録
アニャは、収録の終盤に行われる「エフォーツ」と呼ばれる工程についても説明した。これはアクションシーンで使用される声や息遣いを録音する作業であり、ブース内でひとり立った状態で行われるという。
具体的には「ハッ!ヤー!みたいな感じで」と実演を交えながら語り、これを「30分くらいひたすらやり続ける」と明かした。肉体的な負荷が大きい一方で、「すごくクールな気分になれるよ」と冗談めかして振り返っている。
一方で、この工程には独特の感覚も伴うという。「軽く自分から分離して考えないといけないと思う」と語りつつ、ふと我に返った際には「誰にも見られませんように」と感じることもあると明かした。こうした収録の様子は映像として記録されていることにも触れており、声優の仕事の裏側が垣間見えるエピソードとなっている。
「3時間で限界」過去にも語っていた声優の難しさ
アニャは過去にも、声優としての作業の厳しさについて言及している。2023年に行われた『Entertainment Weekly』のラウンドテーブル企画では、長時間に及ぶ収録の過酷さを振り返った。
「6時間のセッションをやった」としたうえで、「3時間目でもう限界だったよ」と語り、想像以上の負荷がかかる作業であったことを明かしている。さらに「どうにもできなくて」と追い込まれた状況を説明し、「泣き叫んで、気合いで乗り切るしかなかった」と当時の様子を振り返った。
こうした経験を踏まえ、アニャは共演者に対して、声優としてのスキルが経験とともに向上するかどうか、また初心者へのアドバイスについて質問。これに対し、クリス・プラットは発声練習の重要性を挙げ、ジャック・ブラックは「喉に良いお茶をたくさん飲んだよ」と語るなど、それぞれの工夫が共有された。
一方で、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』でピーチ姫の声を担当した経験を経て、アニャはキャラクターへの向き合い方についても語っている。プロモーションの場では、彼女が演じると噂される伝説的シンガーソングライターのジョニ・ミッチェルとの共通点を問われる場面もあったが、「ふたりとも唯一無二で、誰も真似できないところかな」とコメント。「別格の存在だよね」と表現し、それぞれの個性を尊重する姿勢を示した。
なお、『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』は4月24日に日本公開予定。
