マッツ・ミケルセン、再来日の大阪で語る－ 日本への愛と出演作品と
“北欧の至宝”ことマッツ・ミケルセンが「大阪コミコン2025」のゲストとして再び来日した。今回はミケルセンに、最近の活躍、今後挑戦したいジャンル、そして日本への思いを語ってもらった。（取材・文：ヨダセア）
マッツ・ミケルセン 来日インタビュー
マッツ・ミケルセン © cula
今回も来日してくださってありがとうございます！「スター・ウォーズ セレブレーション」からずっと日本に滞在していたのでしょうか。
マッツ・ミケルセン（以下、ミケルセン）：うん！今回は東京と大阪で６日間ずつ過ごすんだ。最高だよ！だっていつもはイベント以外に時間を使えず帰国するからね。今回は「ただ日本の街をブラブラする」という貴重な機会を得られたよ。日本文化への愛がいっそう深まったな。
マッツ・ミケルセン © cula
今回の来日ではどのような観光地、食事を楽しみましたか。
ミケルセン：（観光地のような）“見るもの”を見るのは簡単だけど、今回はそれをあえて避けてみてるよ。どこかを目指して歩いたり、名所を細かくチェックしたりせず、ただ通りを歩き、“人々と文化”を感じてみているんだ。
マッツ・ミケルセン © cula
ヒュー・ダンシーさんとは昨年の東京コミコンに引き続きのコラボ来日ですね。東京コミコンでのヒューさんとの思い出はいかがですか。
ミケルセン：すばらしい再会だったよ。しばらくヒューには会えていなかったけど、コミコンのおかげでたくさん彼と接する機会を得た。彼は良い友達だと改めて感じたよ。彼とは住んでいるところも遠いから、このイベントで彼と会えるのはこの上ない幸せだよ。
マッツ・ミケルセン © cula
今回のコミコン来日セレブで、ヒューさん以外に特に印象的な方はいらっしゃいますか。
ミケルセン：今回の参加セレブの中には何人か、過去の回で会ったことで仲良くなれた人もいるね、みんな素敵な方々だよ。そして今回はニコラス・ケイジが今日（５月３日）から参加するよね！若い頃から見ていた彼に会えるのが本当に楽しみだよ。
マッツ・ミケルセン © cula
今回来ているファンの中でも、『ライオン・キング：ムファサ』のマッツさんの歌を楽しんだ方は多くいたと思います。ミュージカル声優としての経験はいかがでしたか。
ミケルセン：本当に緊張したんだ。だって別にプロの歌手みたいに歌いあげられるわけではないからさ。正直ちょっと怖かったけど、周りの優秀な方々が居心地の良い現場を作ってくれたおかげで成し遂げられたよ。
マッツ・ミケルセン © cula
今年日本で公開された『愛を耕すひと』を観たファンも大勢いると思います。とてもすばらしい作品で、私も感動させられました。たいへんな拷問のシーンもありましたが、本作の撮影で思い出深いシーンはどこですか。
ミケルセン：思い出深いシーンはたくさんあるけど、小さな女の子（メリナ・ハグバーグ）との共演は良い経験だったな。彼女は本当にすばらしかったし、可愛かったね。彼女の振る舞いはすごく自然で、僕も「ただ楽しむ」ことができたんだ。拷問を受けたシーンももちろん思い出深いよ（笑）
マッツ・ミケルセン © cula
さまざまなジャンルやフランチャイズ、さらに声優も経験したマッツさんが、今後挑戦したいのはどのような仕事ですか。
ミケルセン：これまでと違う新たなことに挑戦するのが好きで、実際それをたくさん叶えてもらえていると思う。僕はジャンルレスなタイプで・・（筆者のPCのステッカーを指差し）まさにこれ、『悪魔のいけにえ』みたいな70〜80年代ホラーも大好きなんだ。いつかリアルなホラー映画に出たいな。
マッツ・ミケルセン © cula
ハンニバルなどを模して“首絞めツーショット”を撮るファンもいると聞いていますが、ほかにファンとのミーティングで心に残っている思い出はありますか。
ミケルセン：もちろんたくさんあるよ！昨日（５月２日）はファンの皆さんとパーティーもできた。500人もの参加者に囲まれて圧倒されたよ。一緒に座って食べて、質問も受けたし撮影もした。たくさんの本当に愛情深いファンに囲まれてすばらしい思い出になったよ。
マッツ・ミケルセン © cula
（インタビュー以上 取材／文：ヨダセア）
大阪コミコン2025は、５月２日（金）から４日（日）まで開催中。
マッツ・ミケルセンから日本のファンへ、ビデオメッセージ
マッツ・ミケルセン様から日本のファンへ、ほっこりメッセージと指ハートのプレゼントです🫰✨#MadsMikkelsen #マッツ・ミケルセン #大阪コミコン2025 #OsakaComicCon2025 #大阪コミコン pic.twitter.com/qkV9iOj4ii
— cula (@cula_movies) May 3, 2025