オアシスのノエル・ギャラガーが次回『007』主題歌について言及し、「光栄」だと語る一方、正式なオファーはないと明かした。
オアシスのノエル・ギャラガーが、次回作が進行中とされるジェームズ・ボンド映画の主題歌をめぐる噂について口を開いた。英紙がオアシスを有力候補と報じるなか、本人はラジオ番組でその真偽を問われ、「光栄」だとしつつも、現時点でスタジオからの連絡はないと語っている。
「絶対的な名誉」──ノエル・ギャラガーがボンド主題歌への思いを語る
ノエル・ギャラガーは、『トークスポーツ・ラジオ』に出演した際、次回ジェームズ・ボンド映画の主題歌をめぐる話題について言及した。英タブロイド紙が、オアシスがアマゾンMGMスタジオによる次回作の有力候補だと報じたことを受け、司会から真偽を問われると、「ジェームズ・ボンドの件……何だって?オアシスが?なんのことやら」と答えた。
それでも、もし主題歌を手がける機会が訪れた場合については、「もちろん、絶対的な名誉だよね」と前向きな姿勢を示し、「ああいうものはアメリカ人じゃなくて、イギリス人がやるべきだと思うんだ」と、自身の考えを明かしている。
「いや、いや、ないよ」──オファーの有無を明確に否定
番組内では、司会のアンディ・ゴールドスタインが、もしプロデューサーのバーバラ・ブロッコリから直接依頼があった場合どうするかと問いかける場面もあった。これに対し、ノエルは冗談めかして「『オッケー、バブス』って言うさ」と軽口で返した。
しかし、話題が実際のオファーの有無に及ぶと、トーンは一転する。オアシスに正式な打診があったのかと問われたノエルは、「いや、いや、ないよ」と明言し、現時点ではアマゾンMGMスタジオから直接の連絡は受けていないというスタンスをとった。
ボンド・フランチャイズの転換点と、弟リアムの発言が呼ぶ余波
ジェームズ・ボンド・シリーズをめぐっては、昨年、長年フランチャイズを統括してきたマイケル・G・ウィルソンとバーバラ・ブロッコリが、約10億ドル規模の取引によって制作の主導権をAmazon MGM Studiosに譲渡したことが報じられている。現在は新体制のもとで次回作の準備が進められており、主題歌を含むクリエイティブ面にも注目が集まっている。
そうしたなかで噂をさらに加速させたのが、ノエルの弟であるリアム・ギャラガーの発言だ。リアムは先月、自身のX(旧ツイッター)に「聞くまで待っててくれたらいつか実現するって、史上最高のボンド曲がさ」と投稿し、オアシスが何らかの動きを見せている可能性を示唆した。この投稿が拡散されたことで、主題歌参加説は再び注目を集めることとなった。
もしオアシスが実際にボンド作品に参加することになれば、主題歌を担当してきたアデル、ビリー・アイリッシュ、ポール・マッカートニー、シャーリー・バッシーといった錚々たるアーティストたちと同じ系譜に名を連ねることになる。現時点では正式な動きは確認されていないものの、ノエル自身が語った「光栄」という言葉が、この噂に現実味を与えているのも確かだ。
