清水崇は、日本出身の映画監督、脚本家、プロデューサー。
日常の住空間や学校、集落といった身近な場所に怪異を忍び込ませる演出で知られ、『呪怨』シリーズやハリウッド版『THE JUON/呪怨』、さらに『犬鳴村』から始まる「恐怖の村」シリーズなどを手がけてきた。断片的な時間構成、身体の動きや音を生かした恐怖表現、逃げ場のない呪いを描く作風によって、Jホラーを国内外へ広めた映画監督のひとりとして評価されている。
清水崇 プロフィール(基本情報)
名前:清水崇(しみず たかし/Takashi Shimizu)
生年月日:1972年7月27日(54歳)
出身地:日本|群馬県前橋市
職業:映画監督、脚本家、プロデューサー
代表作:『呪怨』、『THE JUON/呪怨』、『犬鳴村』
・近畿大学で演劇を学び、脚本家の石堂淑朗に師事したが、1993年に中退。1995年に上京し、小栗康平監督作『眠る男』の見習いスタッフや小道具、助監督などを経験した。
・助監督として働きながら、1997年に映画美学校の前身である映画技術美学講座へ第1期生として入学。在学中に制作した約3分の短編『家庭訪問』が講師の黒沢清や高橋洋に評価され、1998年のテレビ番組「学校の怪談G」で短編「片隅」「4444444444」を監督し、商業デビューした。
・オリジナルビデオ作品『呪怨』『呪怨2』が口コミで注目を集め、2001年の『富江 re-birth』で劇場用長編映画の監督デビュー。2003年には劇場版『呪怨』『呪怨2』を相次いで公開した。
・サム・ライミがプロデュースしたハリウッド版『THE JUON/呪怨』でも監督を務め、同作は2004年に日本人監督の実写作品として初めて全米興行成績1位を獲得。続編『呪怨 パンデミック』も全米初登場1位を記録した。
・『戦慄迷宮3D THE SHOCK LABYRINTH』や「恐怖の村」シリーズなどのホラーに加え、児童文学を実写化した『魔女の宅急便』、漫画原作の『ホムンクルス』など、ファンタジーやミステリーにも取り組んでいる。近年は『みなに幸あれ』『ミッシング・チャイルド・ビデオテープ』の総合プロデュースも手がけ、若手ホラー監督の商業長編デビューを支えている。
・『稀人』で2005年のブリュッセル国際ファンタスティック映画祭グランプリにあたる金鴉賞を受賞。2026年にはファンタジア国際映画祭で生涯功労賞を受賞し、同年に『口に関するアンケート』『だぁれかさんとアソぼ?』を発表したほか、監督・共同脚本作『八つ墓村』が公開される。
清水崇 作品一覧
長編映画
- 『富江 re-birth』(2001):監督
- 『もうひとりいる』(2002):監修
- 『呪怨』(2003):監督、脚本
- 『呪怨2』(2003):監督、脚本
- 『幽霊vs宇宙人』(2003):監督、脚本、出演
- 『稀人』(2004):監督
- 『THE JUON/呪怨』(2004):監督
- 『輪廻』(2005):監督、共同脚本
- 『呪怨 パンデミック』(2006):監督
- 『ユメ十夜』(2007):第3夜の監督、脚本
- 『非女子図鑑』(2009):オープニング、エンディング監督
- 『戦慄迷宮3D THE SHOCK LABYRINTH』(2009):監督
- 『呪怨 ザ・グラッジ3』(2009):製作総指揮
- 『呪怨 白い老女』(2009):原案、監修
- 『呪怨 黒い少女』(2009):原案、監修
- 『ラビット・ホラー3D』(2011):監督、共同脚本
- 『キョンシー』(2014):製作
- 『魔女の宅急便』(2014):監督、共同脚本
- 『7500』(2014):監督
- 『劇場版 稲川怪談 かたりべ』(2014):プロデュース
- 『こどもつかい』(2017):監督、共同脚本
- 『ブルーハーツが聴こえる』(2017):「少年の詩」の監督、脚本
- 『バイオハザード:ヴェンデッタ』(2017):エグゼクティブ・プロデューサー
- 『犬鳴村』(2020):監督、原案、共同脚本
- 『樹海村』(2021):監督、共同脚本
- 『ホムンクルス』(2021):監督、共同脚本
- 『牛首村』(2022):監督、共同脚本
- 『忌怪島/きかいじま』(2023):監督、共同脚本
- 『ミンナのウタ』(2023):監督、共同脚本
- 『みなに幸あれ』(2024):総合プロデュース
- 『あのコはだぁれ?』(2024):監督、共同原案、共同脚本
- 『ミッシング・チャイルド・ビデオテープ』(2025):総合プロデュース
- 『口に関するアンケート』(2026):監督
- 『だぁれかさんとアソぼ?』(2026):監督、共同原案、共同脚本
- 『八つ墓村』(2026):監督、共同脚本
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