スタンリー・キューブリックは、アメリカ出身の映画監督、脚本家、プロデューサー、写真家。
緻密な構図、徹底したリサーチ、冷徹でアイロニカルな視点を特徴とし、『2001年宇宙の旅』や『時計じかけのオレンジ』、『シャイニング』などで映画史に大きな影響を与えた。SF、戦争映画、ホラー、歴史劇、ブラックコメディなど幅広いジャンルを横断しながら、作品ごとに強烈な作家性を刻み込んだ映画監督として知られる。
スタンリー・キューブリック プロフィール(基本情報)
名前:スタンリー・キューブリック(Stanley Kubrick)
生年月日:1928年7月26日
没年月日:1999年3月7日(享年70歳)
出身地:アメリカ|ニューヨーク州ニューヨーク市ブロンクス
職業:映画監督、脚本家、プロデューサー、写真家
代表作:『2001年宇宙の旅』、『時計じかけのオレンジ』、『シャイニング』、『フルメタル・ジャケット』
・ニューヨーク市ブロンクスで育ち、10代の頃から写真に親しんだ。16歳のときに撮影した写真が『Look』誌に掲載され、17歳で同誌のスタッフとして働き始めた。
・1951年に短編ドキュメンタリー『Day of the Fight(原題)』を手がけ、映画制作へ本格的に進出。1953年には初の長編映画『恐怖と欲望』を完成させた。
・『非情の罠』や『現金に体を張れ』でフィルム・ノワールの手法を磨き、『突撃』では戦争と権力構造を鋭く描いた。その後、『スパルタカス』を経て英国へ拠点を移し、創作の自由度を高めていく。
・『博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか』では冷戦下の核戦争をブラックコメディとして描き、『2001年宇宙の旅』ではSF映画の表現を大きく更新。アカデミー賞では同作で視覚効果賞を受賞した。
・1970年代以降も『時計じかけのオレンジ』、『バリー・リンドン』、『シャイニング』、『フルメタル・ジャケット』などを発表。ジャンル映画の枠組みを用いながら、人間の暴力性、権力、欲望、狂気を冷徹に描き続けた。
・遺作はトム・クルーズとニコール・キッドマン主演の『アイズ ワイド シャット』。同作の完成直後、1999年3月7日に心臓発作のため死去した。長年温めていた企画『A.I.』は、のちにスティーブン・スピルバーグが引き継いで完成させた。
スタンリー・キューブリック 作品一覧
長編映画
- 『恐怖と欲望』(1953):監督、製作、撮影、編集
- 『非情の罠』(1955):監督、製作、原案
- 『現金に体を張れ』(1956):監督、脚本
- 『突撃』(1957):監督、製作、脚本
- 『スパルタカス』(1960):監督
- 『ロリータ』(1962):監督
- 『博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか』(1964):監督、製作、脚本
- 『2001年宇宙の旅』(1968):監督、製作、脚本、特殊撮影効果デザイン
- 『時計じかけのオレンジ』(1971):監督、製作、脚本
- 『バリー・リンドン』(1975):監督、製作、脚本
- 『シャイニング』(1980):監督、製作、脚本
- 『フルメタル・ジャケット』(1987):監督、製作、脚本
- 『アイズ ワイド シャット』(1999):監督、製作、脚本
短編・ドキュメンタリー
- 『Day of the Fight(原題)』(1951):監督、脚本、製作、撮影
- 『Flying Padre(原題)』(1951):監督、脚本、撮影
- 『The Seafarers(原題)』(1953):監督、製作、撮影、編集
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