全米No.1を3度獲得、世界興収389億円突破の衝撃作『WEAPONS／ウェポンズ』が日本公開決定。
世界興収389億円を突破し、全米で3度にわたり週末興行ランキングNo.1を記録した衝撃作『WEAPONS／ウェポンズ』（原題：Weapons）が、11月28日（金）より日本で緊急公開される。
『IT／イット』や『死霊館』シリーズなど数々のホラー名作を手がけてきたニューライン・シネマが送り出す本作は、“ネタバレ厳禁の考察ミステリー”として世界各地で熱狂的な話題を呼んでいる。静かな郊外の町で起きた“17人の子どもの同時失踪事件”をめぐり、日常が少しずつ崩壊していく恐怖と謎が描かれる。監督は『バーバリアン』で高く評価された新鋭ザック・クレッガー。ワーナー・ブラザース映画による最後の洋画配給作品としても注目される。
全米3度No.1を記録した話題作－世界中で“ネタバレ厳禁”の声が広がる
『WEAPONS／ウェポンズ』 © 2025 Warner Bros. Entertainment. All Rights Reserved
8月に全米で公開された『WEAPONS／ウェポンズ』は、公開3日間で興行収入65億円を突破し、初登場No.1を記録。さらに公開2週目、4週目にも再び首位へ返り咲くという異例のロングヒットとなった。
Rotten Tomatoesでは批評家スコア94％、観客評価を示すCinemaScoreでもA−を獲得。ホラーとミステリーを融合した構成や緻密な脚本が高く評価され、「完璧なホラー作品。間違いなく今年のベストムービー」（AwardsWatch）、「物語のパズルピースがどう組み合わさるのか、終始のめり込むことになるだろう」（The Guardian）など、各メディアから絶賛の声が寄せられている。
深夜2時17分、17人の子どもが消えた－静かな町で始まる“真実の物語”
物語の舞台は、どこにでもあるような静かな郊外の町。ある水曜日の深夜2時17分、子どもたち17人がベッドを抜け出し、階段を下り、ドアを開けて暗闇の中へ走り出した――それを最後に姿を消した。消息を絶ったのは、ある学校の教室に通う生徒たちだけ。事件は一夜にして町全体を狂気に引きずり込み、やがて教師ガンディが疑いをかけられる中で、誰もが“何か”に取り憑かれたように変わっていく。
「これは、ぼくの学校で起こった本当のお話」と語る少年の告白で始まる予告編では、日常の崩壊が不協和音とともに描かれる。蒼白の少年がこちらを笑いながら見つめ、無表情の女性がフォークを顔に突き刺し、真夜中を駆け回る子どもたちの姿がサブリミナル的に映し出されるなど、映像のすべてが不穏な暗示に満ちている。最後に現れる“真っ黒な扉”の奥には、一体何が潜んでいるのか――。
【動画】『WEAPONS／ウェポンズ』予告編
『バーバリアン』のザック・クレッガーが描く、“考察”のその先－続編構想も
監督・脚本・製作を務めたのは、コメディアンとしても活動する多才な映画人ザック・クレッガー。長編監督デビュー作『バーバリアン』では、“ホラー映画の未来を変えた”と絶賛され、緻密な構成と演出で世界中の観客を驚かせた。本作『WEAPONS／ウェポンズ』では、登場人物それぞれの視点から描かれる群像的ストーリーテリングを採用。散りばめられた伏線がラストへ向かって結びつく構造が、観客の知的好奇心を強く刺激する。
米『Variety』誌など複数のメディアのインタビューでは、クレッガー自身が「この世界観で探求したいアイデアがもう一つある」と語り、続編への意欲を示唆。公開後も世界各地で考察合戦が続いており、“物語の意味”をめぐる議論が拡大している。恐怖と謎を兼ね備えた本作は、単なるホラーではなく、現代社会の闇を映し出す寓話的作品としても注目されるだろう。
作品情報
タイトル：『WEAPONS／ウェポンズ』
原題：WEAPONS
監督・脚本・製作：ザック・クレッガー
出演：ジョシュ・ブローリン、ジュリア・ガーナー、オールデン・エアエンライク、オースティン・エイブラムズ、ケイリー・クリストファー、ベネディクト・ウォン、エイミー・マディガン
上映時間：2時間8分／映倫：R18+
配給：ワーナー・ブラザース映画
公開日：11月28日（金）
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