シドニー・ルメットは、アメリカ出身の映画監督、プロデューサー、脚本家、俳優。
舞台とテレビ演出で培った俳優演出を映画に持ち込み、『十二人の怒れる男』や『セルピコ』、『狼たちの午後』、『ネットワーク』、『評決』などで広く知られる。正義、腐敗、良心、組織と個人の葛藤を鋭く描き、ニューヨークを舞台にした社会派ドラマの名手として評価された。
シドニー・ルメット プロフィール(基本情報)
名前:シドニー・ルメット(Sidney Lumet/Sidney Arthur Lumet)
生年月日:1924年6月25日
没年月日:2011年4月9日(享年86歳)
出身地:アメリカ|ペンシルベニア州フィラデルフィア
職業:映画監督、プロデューサー、脚本家、俳優、テレビディレクター
代表作:『十二人の怒れる男』、『セルピコ』、『狼たちの午後』、『ネットワーク』、『評決』
・フィラデルフィアで生まれ、ニューヨークで育つ。両親はイディッシュ劇場に関わる人物で、ルメット自身も子どもの頃から舞台に立ち、1935年にはブロードウェイ作品『Dead End(原題)』に出演した。
・第二次世界大戦中にアメリカ陸軍で従軍した後、ニューヨークの舞台やテレビ業界で演出経験を積み、1950年代にはCBSをはじめとするテレビ番組で演出を担当した。
・1957年、初の長編映画監督作『十二人の怒れる男』を発表。同作は法廷劇の古典として知られ、ルメットはアカデミー賞監督賞にノミネートされた。
・『セルピコ』、『狼たちの午後』、『ネットワーク』、『プリンス・オブ・シティ』、『評決』など、権力、司法、警察、メディア、家族の倫理を題材にした作品を多く手がけた。
・第77回アカデミー賞では、脚本家、俳優、映画芸術への貢献をたたえられ、アカデミー名誉賞を受賞した。
・1995年には、映画制作の実践を語った著書『Making Movies(原題)』を刊行している。
シドニー・ルメット 作品一覧
長編映画
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- 『十二人の怒れる男』(1957):監督
- 『女優志願』(1958):監督
- 『私はそんな女』(1959):監督
- 『蛇皮の服を着た男』(1960):監督
- 『橋からの眺め』(1962):監督
- 『夜への長い旅路』(1962):監督
- 『質屋』(1964):監督
- 『未知への飛行』(1964):監督
- 『丘』(1965):監督
- 『グループ』(1966):監督
- 『恐怖との遭遇』(1967):監督、製作
- 『グッバイ・ヒーロー』(1968):監督、製作
- 『The Sea Gull(原題)』(1968):監督、製作
- 『約束』(1969):監督
- 『King: A Filmed Record… Montgomery to Memphis(原題)』(1970):共同監督
- 『はるかなる南部』(1970):監督、製作
- 『盗聴作戦』(1971):監督
- 『Child’s Play(原題)』(1972):監督
- 『怒りの刑事』(1973):監督
- 『セルピコ』(1973):監督
- 『Lovin’ Molly(原題)』(1974):監督
- 『オリエント急行殺人事件』(1974):監督
- 『狼たちの午後』(1975):監督
- 『ネットワーク』(1976):監督
- 『エクウス』(1977):監督
- 『ウィズ』(1978):監督
- 『Just Tell Me What You Want(原題)』(1980):監督、製作
- 『プリンス・オブ・シティ』(1981):監督、脚本
- 『デストラップ・死の罠』(1982):監督
- 『評決』(1982):監督
- 『Daniel(原題)』(1983):監督、製作総指揮
- 『ガルボトーク 夢のつづきは夢…』(1984):監督
- 『キングの報酬』(1986):監督
- 『モーニングアフター』(1986):監督
- 『旅立ちの時』(1988):監督
- 『ファミリービジネス』(1989):監督
- 『Q&A』(1990):監督、脚本
- 『刑事エデン/追跡者』(1992):監督
- 『ギルティ/罪深き罪』(1993):監督
- 『NY検事局』(1996):監督、脚本
- 『Critical Care(原題)』(1997):監督、製作
- 『グロリア』(1999):監督
- 『強制捜査』(2004):監督
- 『コネクション マフィアたちの法廷』(2006):監督、脚本
- 『その土曜日、7時58分』(2007):監督
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